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2017年09月30日16:42

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ヴェデルニコフ×東響 ストラヴィンスキー詩篇交響曲、シベリウス交響曲第1番 他

2017/9/16土 18:00- サントリーホール

指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ
合唱:東響コーラス(合唱指揮:冨平恭平)

ヒンデミット:バレエ組曲「気高い幻想」
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
シベリウス:交響曲 第1番 ホ短調 作品39

久々に東響の公演に行ってきました。サントリーホールリニューアル後、一般に販売されるコンサートに行ったのは初めて。

リニューアル後、大きく変わったのは、上手側に出口通路とトイレが新設されたことと、2階の女子トイレの化粧台が増えたこと。これは嬉しいですね!あと、ホール内の座席が張り替えられてクッションが強くなってました。あと、ホワイエの絨毯も一層ふかふかに。それ以外は変化は感じなかったな。

さて、この日の演目、作曲家は3人でしたが、どれもロシアテイストが感じられる作品・演奏で、とてもよかったです!

ヒンデミットのバレエ組曲「気高い幻想」は、とても祝祭的な華やかさを持つ曲でした。これ、ディアギレフから依頼されて元はバレエ・リュス用にと作曲されていたんですねー。バレエ版としてモンテカルロ・バレエで初演され(そのときはヒンデミット自身が指揮)、その後組曲版として演奏されたという曲らしいです。確かにバレリュスっぽい響きを持つ音楽(うまく言葉では説明できないですが)。

そしてストラヴィンスキーの詩篇。これがまた素晴らしかった。オケの編成が面白くて、ヴァイオリンとヴィオラがなくて、代わりにピアノが2台、そして合唱。とても宗教的な響きを持っていて、でも華やかな曲。東響コーラスはラテン語の難しい歌詞でも相変わらず暗譜、しかもこの日はパートごとにかたまるのではなく男女が隣り合う配置!どういう狙いがあったんだろうと思いましたが、相変わらず高いパフォーマンスでした。

メインディッシュのシベリウスの交響曲第1番も、どこかロシア的な響きがある音楽。

指揮者の影響もあるのでしょうが、東響からこんなロシアっぽいメリハリのはっきりしたいい意味で土臭い響きが聞こえてくるとは驚きです。ヴェデルニコフって、存じ上げなかったのですが(素人ですみません・・・)、いい指揮者ですね!最後の挨拶でも、決して自分ではなくオケのおかげだよというように、なかなか真ん中で挨拶をせず、オケのメンバーそれぞれに拍手していたヴェデルニコフ、人柄も好感度高かったです。こういうプログラム、また聴きたい!
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