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2017年09月29日21:12

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シンポジウム(討論会)11/25

シンポジウム(討論会)のお知らせ
お話:木村草太さん

普天間移設はどこに!?他人事から自分事への出発として―

日時:11月25日(土) 開場18:00 開始18:30
場所:すまい情報センター ホール
●地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車 3号出口より連絡
●JR環状線「天満」駅から北へ約650m
資料代:1000円(障害者・介助者・学生500円)
主催:沖縄差別を解消するために沖縄の米軍基地を大阪に引き取る行動(引き取る行動・大阪)
http://koudo.info/hikitori/

木村草太さんプロフィール:
1980年生まれ。東京大学法学部卒。同助手を経て、現在、首都大学東京教授。
テレビ朝日系列『報道ステーション』のコメンテータなど、メディア出演も多数。
著書に、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP新書)、『憲法の条件――戦後70年から考える』(大澤真幸氏との共著・NHK出版新書)、『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)、『憲法という希望』(講談社現代新書)『憲法の新手』、(沖縄タイムス出版)などがある。

――――――――――

晴れわたった青空を見上げるのが好きだ。
その空がきれいなほど、「今日もこの空には戦闘機は飛ばない・・」と思う。
飛んでほしいわけではない。
「飛んでほしいわけではない」という思いは同じ、
沖縄の人たちの真上には、今日も明日も戦闘機が飛ぶ。

私が住む場所には、生まれたときから米軍基地がなく、
沖縄には生まれたときから基地がある。

私の「当たり前」とあまりにかけ離れている沖縄の「現実」が、
日本「本土」に住む私たちが基地を押しつけている結果だとしたら、
どうだろうか・・

これまでの歴史が示すように、沖縄の人たちは諸手をあげて基地を歓迎してきたわけでは決してない。
近年で言えば、オスプレイの配備、高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設に対してずっと反対の声をあげ続けている。

辺野古の基地建設に関しては、世論調査でも8割近い反対が表明され続け、
各選挙(名護市長選、県議選、衆参両院選)でも辺野古移設反対の民意が示され続け、普天間基地の県外移設を掲げる翁長県政を支えている。

これだけ長年、強く反対し続ける沖縄に対して、
国が立ちはだかり、あらゆる手段で辺野古の工事を進めようとしている。
他の地域では考えられない事ではないか。

これを多くの日本の人々は止めないでいる。
止めないでいるばかりか、辺野古に移設すべきだという世論が
反対を上回っているというデータさえ出ている。(2017年5月15日 NHK世論調査)
そして、8割を超える人たちが米軍基地を置く根拠となっている日米安保条約(体制)が必要だと言いながら、基地の負担を背負わず、
沖縄にそのしわ寄せがいくことを容認し、支持している。

これは政府だけの問題ではなく、それを支えている市民一人ひとりが
沖縄にふるっている暴力、差別ではないのか。

現在、政府が沖縄に対して行っていることは、
国のあり方の根本を定める憲法から見て、どう映るのか。
そこに私たち市民はどのように関係していて、
この事態を止めるために、何をするべきなのか・・
私たちのこれからの道筋をつくっていく、
議論を、行動を起こしたいと思う。
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