恥ずかしい43歳

『いい歳いてアニメを見ているのはしょうがいしゃだの虫ケラだ』というのなら、
『いい歳こいてもアニメなんぞ描いてる　あんたは何なんだよ？』って思うのは俺だけ？
アニメにも色々なジャンルがあるけど、この人が言っているのは、しまじろうみたいな
子供向けアニメから攻殻機動隊のような大人向けのアニメまで全てを混同しているような
発言だよな。

だいたい、『山本寛』なんて初めて聞いたけど、調べたら、フルメタル・パニックなど
何話かを手がけているんだな。それ以外は俺は全然聞いたことないアニメばっかり(笑)
しかもアニメを最初から最後までてかけたものなんてほとんどないじゃん。
◯◯っていうアニメの　第◯◯話とかばっかりで・・・・・

このmixiにも、たまに『障害者はゴミ』とか『社会に入らない』とか『私たちは障害者と同じ生活圏に住み身の危険にさらされている』とか『障害者は隔離すべきだ』と言った妄想を平気で書く馬鹿がいるけど・・・・・

2016年（平成28年）7月26日神奈川県相模原市緑区千木良476番地にある、神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」に、犯行当時26歳の元施設職員の男Aが侵入し刃物で19人を刺殺、26人に重軽傷を負わせた大量殺人事件はまだ記憶にあたらしいだろう。
この問題を書いた人の記事『優生思想｣は現代社会に脈々と息づいている
障害者施設殺傷事件が突き付けた問題』には『障害の有無や人種などを基準に人に優劣をつけようとする優生思想は、経済力や運動能力などの“生産性”がなければ「生きる価値がない」という考えに結びついた』と書いてあった。
そこには『優生思想は間違っている」。そう否定する前に、そもそも優生思想はどうして生まれたのか(中略)600万人以上のユダヤ人が犠牲となったナチスによるホロコースト。しかしそれより前に障害者たちが大量に殺害されていた――。第二次大戦勃発とともにナチス政権は「治癒できない患者を安楽死させる権限」を主治医に与える。「T4作戦」と呼ばれるこの作戦により全国6カ所の施設で、医師らに「生きる価値がない」とされた患者たちがガス室に送られ殺された。2年の間に精神・知的障害者や治る見込みがないとされた患者7万人が命を奪われ、作戦中止命令が出されたあとにも各地で医師らが自発的に殺害を継続、終戦までに合計20万を超える人が犠牲となったのだ。

番組では、ダーウィンの「進化論」を人間にも当てはめようとする優生学が当時の医師らによって積極的に取り入れられた経緯を検証。そしてナチスが経済や覇権などさまざまな課題を解決する手段として、優生思想を利用したことを振り返った。ドイツを訪れた日本障害者協議会の藤井克徳代表が遺族や研究者と対談し、同じことを二度と繰り返さないために何が必要かを考えるという内容だった。(中略)改めてさまざまな人の言葉が心に響く。T4作戦を長年研究してきた歴史学者は、そもそも人間を「健康で社会に役立つ者」と「劣っていて価値のない者」に二分する考えが社会にあったことが、障害者ひいてはユダヤ人の大量虐殺の土壌になったと指摘。「人間は、命の価値を尊重しなくなると人が殺せてしまうのです。社会の中に、病、障害、苦悩、死が存在することを受け入れようとする意見が、かつても今も少なすぎます」と警告する。』と書いてあった。

恵まれた家庭に生まれ育ち、恵まれた環境、恵まれた人間環境の中で生きてきたことで
何でも自分を基準に考えるようになったのか？そうやって人を優劣でしか見れない人間が作った作品にどれほどの価値があるのか？

俺も障害を抱えていて、けど攻殻機動隊やパトレイバーや寄生獣などが好きで、たまに見たくなって、楽天TVなどで見ることがある。
そもそもも障害を抱えたりアニメに没頭したり、いわゆるオタクなどと言われる人たちが見たら気持ち悪いだとか虫ケラで、そこそこ裕福な家庭に生まれ、恵まれた環境で育ったやつが見たり描いたりするのはいいのか？　矛盾していることに気がつかないんだろうか？　頭悪いの？

アニメって楽しさや感動を与えるものでしょ？障害を持つものや１つのことにのめり込ん手しまっている人をさして『虫ケラ』やまるで人間じゃあないように書くのは、まともな【人間】がいうようなことじゃあないと思うがな。

この人が監督した『私の優しくない先輩』も、評価を見れば、『何でもありのごった煮』
『美少女アニメっぽい。主人公は妄想キラキラで』『たぶん頭で映画を物のように見ているような人か、アニメや芸人に対する偏見の場所から離れられない人か、本当に人間的な情感が欠けてしまった人なんでなかろうか？』と書かれているところを見ると、その思考が作品までにも出てしまっているようだね。
オタクや障害者、芸人を底辺とみなしているようなだから、こんな酷評しかかかれない作品しかつくれないんだろうね。
宮崎駿のような人を惹きつける感動を与えられる作品ではなく、人から嘲笑され、そういう意味で【のみ】楽しむことができる作品。ということだろう。
『人に理解してもらえるように努力する』というタイプではなく、『僕の作品を理解できない奴はクズ』と言った悪魔でもじぶんを基準に考えているんだろうな。

優劣をつけたがる心理としては、１つに子供の頃から親に『勉強しなさい』『勉強しなさい』と言われ続け、勉強しなかったり、成績が(親が思うほど)上がらないと不機嫌になったり。そうした支配欲と虚栄心ばかりが強い親の身勝手な態度を子供心に『嫌われる』『怖い』『嫌われたくない』という恐怖心が支配し、必死になって勉強した。
やがてその努力の甲斐あって、成績が上がり、いい高校からいい大学へと進み、やがて
自分より下とみなした他人を見下すようになった。というのが最もありがちなパターンだな。

けどさ、もし『能力が劣る』とか『生産性がない』という見方をするなら、貴様に
重さ70kgのバーベルを何度も挙げられるのか？　それを何セットもできるのか？
６時間の間、30〜60kgのダンベルやバーベルを使いインターバル30秒でやれるのかよ？15種目の筋トレを週に５日やれるのかよ？
ランニングで16kmを週に二回。21.0975km(half)を一回計週に53.0975kmを走れるか？　二週続けて42.195のもの大会に出場して完走できるか？
100km走れるのか？　100のも走った翌週に42.195kmの大会で完走できるのか？

俺は障害者だ。　だが人がしようと思ってもなかなかできないことを　俺はこれだけできる。でも、俺はそれを他人に自慢したり、ましてや自分より体力がないという理由で
他人を馬鹿にしたことなどないし、そんなことしようとも思わんよ。
自分の体が変わることが楽しくてやっているだけだからね。
優っていても劣っていても、人の見方は変えられん。変えようとも思わない。
ただしいか間違っているかじゃあなくて、それが平等ってもんだと思っているからだ。
43にもなって、オタクだ、障害者だと、人に優劣をつけることが当たり前になってる自分を恥ずかしいと思わんのかね・・・・・




優生思想｣は現代社会に脈々と息づいている 〜障害者施設殺傷事件が突き付けた問題〜
http://toyokeizai.net/articles/-/145061

これからはアニメを見る際は、監督や監修の欄に『山本寛』の名前がないかを確認してから見よう。そして監督や監修に『山本寛』という名前がある映画は一切見ない・興味を示さない・無視するなどしていくよ。(笑)
(あくまでも俺はね。他の人が同調してボイコットするか・反対して作品をみるかは個々の自由)

■オタクは「障害者」発言をオタクは「虫けら」の誤りと謝罪　アニメ監督・山本寛氏の発言が物議
(BIGLOBEニュース - 09月28日 13:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=4787528