小池都知事は、何も仕事をしていない、かき回しただけという意見もあると思います。
でも、私は、問題を解決するためには、何が問題なのかを問うて、みんなに、その問題点を知ってもらうことで、すでに問題は60%くらい解けたも同然という考えなのですね。
そして、ひどい話をしてしまいますと、その問題点を見つけるまで、明らかにするまでが、私の仕事だと思うのですね。
一応、こういう案もありますよ、というのは、出しますが、むしろ実務の上手い人の方が、私のアイデアをより確実なものに変えていく力を持っていると思いますね。
そういう意味では、小池都知事は、東京都はどういう問題点があるかを明らかにしたことで、すでに、東京都をよくするという仕事の60%は達成していると私は思うのですね。
論文に例えると、東京都の問題の分析は、極めて優れたものがあります。
過去の都知事で最優秀ですね。
まぁ、すでに決まっているものが、いっぱいありますから、まぁ、豊洲の建物は完成してしまっているので、それを使わないのは、難しいですが、使えば、すぐにこれはダメだとなりますからね。
カビが生える市場、コバエが飛ぶ市場は論外です。
そうしたときに、どうしようとなったときに、築地が使える状況だと、すごい希望が残るのですね。
私は、豊洲は、まず、9割はこけると思っていますから、築地は、下手にいじらずに、このまま、いつでも再開できる形で待機させておくことをおすすめします。
まぁ、築地の移転問題は、築地の土地で儲けようとした、悪い人たちがいたのですね。
ドン内田とか、そこを再開発しようとした会社とか。
都民の財産を私物化しようとした悪党の企みを完全に防いでしまったわけですね。
あとで、築地に市場を順次建て替える方式で直すにせよ、豊洲は一時的に使用することにして、築地の全面工事を始めるにせよ。
都民の財産を守ったわけですよ、小池さんは。
これは、あのときの流れからしたら、他の誰も出来ないことですからね。
立派な業績だと思うなぁ。
あとを継いでくれる人がいるならば、もう、60%は終わってるわけですから、都政を良い方向に持っていくのは、そんなに難しいことではありませんね。
東国原さんでいいと思いますね。
しがらみのない人ですからね。
そして、小池さんの国政改革は、基本、国政はどこが問題かということを、極めてわかりやすく提示してくるので、数兆円単位の無駄がなくせるかもしれないですね。
私の共助を育てる方向に持っていくのは、かなりいいセンスなところがあります。
とりあえず、生活保護に導入して、それから、個別に介護保険をつかっているのを、空いている住宅で、老人ホーム的に、老人福祉的にまとめてみれば、介護退職も無くなるかもしれません。
老朽住宅をどうするかという問題と、生活保護、介護保険の問題を、同時に考えてみると、こんな案があったのかと驚くようなことが出来るのですね。
そういう問題点を、まぁ、縦割り行政の無駄と言われる話ですね。
あと、何でも新しく作りたがりますが、それは土建国家という日本の構造的なシステムが出来ているから、政治家はもうかるからなんですね。
コンクリートから人へ、は極めて優れたキャッチフレーズだったんですね。
オール霞ヶ関が、全面的にサボタージュしましたから、民主党政権は頓挫しましたが、今は内閣人事局が出来ていますから、サボタージュしたら、左遷してしまえばいいのですから、あのときの再現は起きないのですね。
そういうわけですから、私は、小池さんは、国政はいかにあるべきかという論文を書いてくれるとありがたいなぁ。
それで、問題意識がしっかりしていて、分析が確かならば、問題の60%くらい解けたも同然なのですからね。
国政の問題は、コンクリートから人への問題と、縦割り行政の非効率を改めることくらいを明らかにしたら、もうそれだけで、大政治家だわな。
偉業だわな。
それが出来るとしたら、小池さんしかいないかもしれませんね。
あとは、小沢さんかな。
とりあえず、介護と生活保護に共助の発想を入れて、建物は旧い団地とかを、長屋的に触れ合いの要素を満載にして、孤立を防ぐとかを考えて、予算が余裕が出来たら、介護職の人の給与を激務にふさわしいくらいにアップさせてあげれば、介護はかなりうまく回っていくと思いますよ。
これは、介護保険編かなぁ。
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