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2017年09月25日12:59

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民営化→競争力強化→住民負担の軽減、という幻想。

■【堺市長選】反維新の竹山氏3選 維新連敗で都構想に暗雲、衆院選にも影響か
(産経新聞 - 09月24日 21:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4781444

維新の主張、いわゆる都構想のベースにはだいたい新自由主義の思想を具現化したものだ。いわゆる「民営化→競争力強化→住民負担の軽減」。つまり行政の財政悪化を受けてのあらゆる行政運営の民営化だ。社会基盤インフラの民営化はここ数十年の国際的な流れでもあり維新のベースもそれに倣ったものであろう。しかし結局のところ、社会基盤インフラというものは民営化したところでコスト削減どころか負担増に繋がるのは明白。もちろん、まんまとインフラ事業に参入できた資本にとっては美味しい話なんだろうが。少なくとも社会インフラに関しては行政で運営することが最も低コストで全体に滞りなく提供できるハズなのだ。民営化すれば競争して努力してサービス力がアップしサービスを受ける側にも利益をもたらす、なんていうものは一部学者の作り話に過ぎない。ユニバーサルサービスという絶対的に枯渇することのない美味しい事業に巨大資本を参入させるための理由付けを資本側が学者を使って編み出した「学問」なのだ。いわゆるサッチャリズムを起源とする「新古典派経済学」などと呼ばれるその考え方は現在進行形で世界中を席巻しありとあらゆる社会基盤破壊の邁進に貢献しているのだ。
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