mixiユーザー(id:24232)

2017年09月20日04:17

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エイリアン コヴェナント

 アメリカ映画は突っ込み所が多過ぎる。アメリカ人ってマジ頭悪いのか?いまだにメートル法も使えないようだし。

 「エイリアン」の冒頭、"ALIEN"の文字が少しずつ現れてくるのを見て、だんだん気持ちが「入っていく」のを感じた。"DEAD ZONE"でもそんなタイトルの出方だったがエイリアンの方が古いのね。
 今回はその雰囲気を引き継ぎたかったのかも知れないが、映画に入る前の製作者名からそれをやっちまって、なんか台無し。

 「プロメテウス」から10年後、「エイリアン」より何十年か前の話。なのにエイリアンの「新種」ってなんだよ(苦笑)。パンフの説明も時系列がデタラメで書いてる奴頭おかしいんじゃないかと思ってしまった。
 劇中で「プロメテウス」の「結末」がついでみたいに語られる。ここはアメリカのドラマの続編によくあるスタイル。あれから10年という間隔の長さ・短さを感じられた。
 ちょっと前に観た"LIFE"がエイリアンの焼き直しみたいに見えたが、コヴェナントの方がむしろ"LIFE"のパクりに見えてしまった。なんだかなぁ。過去話だからってあっさり決着し過ぎだろ。もうひと盛り上がりあるかと期待したのに。

 「エイリアン」はホラー映画として作ったから今回もホラー仕立てにしたけど監督は「プロメテウス」からこっち、エイリアンの「起源」を描くための続篇(過去篇)という意識のようだ。まぁ2で既にモンスターパニック物になっちゃってるから今更そうでない要素がある事は不満じゃないが…言いたかないが、本家なんだからせめてAVPよりは面白く作って欲しかった。モチーフも踏襲されてたし、悪くはなかったよ。少なくとも観て後悔する出来ではなかった。だからこその残念と言うか。

 「エイリアン」で登場した巨大廃宇宙船と、それに搭乗していた巨人の死体、あれは当然エイリアンと深い関係がある筈で、「プロメテウス」では生きた個体も登場したし、彼らとエイリアンや地球人の因縁について語られた…事になっているらしいが、どうにもそのあたりが雑でピンとこなかった。今回のパンフを読んで「え?そんな単純な話だったの?」みたいな拍子抜けを食らった。恐らく僕の頭では両方の映画を観ただけでは理解できなかっただろう(実際パンフ読むまで解ってなかった)。それって僕の頭が悪いだけの話なのかなぁ。

 ちなみに長年「エイリアン」と呼びならわしていたあのモンスターの名前がパンフには公表されてた(以前から知られてたの?僕が知らなかったたけ?)が、作中では呼んでなかったねえ。まぁそれどころじゃない展開ではあったけど。正直、その後結果的に数百年の長きにわたりリプリーが活躍する話が続くわけだが、その間にもついぞ呼ばれてないわけだし。そもそもアレを見た人がアレについて語り継いでないからほとんどの人にとって都度初見のモンスターだったんだろうな。リプリーが最後まで知らない(呼んでない)その名前、果たして今後使われるのか。

https://ciatr.jp/topics/304414

 え三部作?この10年間の間に入るもう1作予定?まぁ多分観るだろうけど…。
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