絶望

　今日、仕事場であるものを見つけた…

　トリエンナーレで一生懸命頑張った人たちへの感謝、そして、これからの就職活動へ役立つものとして、配るはずだった…

　配られていないことを知った時、その職場の人に言ったところ、すぐに配るという返事だった。

　期待していたみんなは、もらえずにさぞやガッカリしたことだろう。

　この会社はもう、個人商店の域を出て、完全独裁政治になってる。

　独裁者の片棒を担ぐのは御免だ。

　既に辞表は出してあるから、そのまま退職する決心をした。