SHORTY ROGERS ( tp )
JIMMY GIUFFRE ( cl,ts,bs )
PETE JOLLY ( p )
CURTIS COUNCE ( b )
SHELLY MANNE ( ds )
1. Isn't It Romantic
2. Trickley Didlier
3. Oh Play That Thing
4. Not Really the Blues
5. Martians Go Home
6. My Heart Stood Still
7. Michele's Meditation
8. That's What I'm Talkin' 'Bout
ショーティー・ロジャース(1924-1994)はもう一人のウェストコースト・ジャズの立役者である ジェリー・マリガンの３才年上であり、トランペット奏者、作編曲者であります。彼は東海岸マサチューセッツ州の出身ですが、初めから西海岸のウィル・ブラッドリーとレッド・ノーヴォの楽団、 ウディー・ハーマンや スタン・ケントンの有名ビッグバンドで演奏を行いました。1954年にはシェリー・マンがリーダーのアルバムに参加し、 ジミー・ジュフリーと共演しました。 1953年には彼自身がリーダーのショーティー・ロジャース・アンド・ヒズ・ジャイアントを結成して一連の吹き込みを行い、その内の一枚がこの"the swinging Mr.Rogers"であります。彼は作編曲者としても、手腕を発揮し、ハリウッド制作の大ヒットテレビ漫画やフランク・シナトラ、キム・ノバーク主演の 黄金の腕を持つ男(The Man With Golden Arm) の編曲と演奏の担当、またアイドル・ロック・グループのザ・モンキーズの一連の大ヒット曲の編曲も手掛けました。どうぞ、もう一人のウェストコースト・ジャズの立役者であるショーティー・ロジャース・アンド・ヒズ・ジャイアントの洒落た軽快なサウンドをお聴きください。
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