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2017年09月18日01:33

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映像表現はどこへ向かう?

先日ニック・ヘイワードの恐らく唯一の映像ソフトだと思われるプロモーションビデオの映像を
まとめたニック・ヘイワード ビデオ・ヒッツ・パート・ワンというタイトルのレーザーディスクを
ゲットしました。ニックは新作が最近出たばかりの割にほとんど話題にもなってないですが
このプロモ集のLDは日本ではビデオも出てないし再発で現在DVDなども出ていないので
相当極端なレア盤だと思われます。今まで中古屋などでも1回も見たことがなかったんですよ。


イギリス本国ではVHSのビデオは同じ内容の物が出てるみたいなのはネットで調べてみたら
わかりました。しかしレーザーディスクが今後主流になると言われていた時期があり
その時期にはこういったレーザーディスクのみ日本国内では発売したソフトも少々あるよう
なんですよね。


レーザーディスクのプレーヤー自体はヤフオクで昔レーザーディスクのソフトをゲットした時に
おまけだと称して出品者が勝手に送ってくれた物があるのはあるんですが(多分捨てるのも
粗大ゴミでお金が掛かるから押し付けて来たものと思われます。。)

正直リモコンもないし以前引っ越した時に段ボールに詰めた記憶はうっすらあるのですが
開けてない箱のどこかにあるのは間違いないのですが、管理が行き届いないので
恥ずかしながらどこにあるのかわからず使った記憶がないんですね。

まあ今ならレーザーディスク本体なんか使ってる人ほぼいないはずなので、中古だったら
二束三文で買えるんですけどね。今回ゲットした映像集はパート・ワンとは記載があるのですが
パート・ツーは出てないんですね。その為ヘアカット100時代の曲からソロ初期の楽曲のみしか
収録されていません。まあソロの2nd以降急激に人気が失速したのが主な原因だとは
思いますけどね。


youtubeなどでは昔の入手困難なライブ映像などをDVDやブルーレイなどで再発していない
ソフトも違法だとは思われますが、勝手にアップされていたりします。

僕も悪いことだとは思いつつもそういった映像を落として置いて時間がある時に観たり
することは正直あります。それでもyoutubeにアップされるようなソフトはある程度は商業的に
成功していたり今現在でもそれなりにファンがいたり認知されている人のみなのが現状です。

しかしニック・ヘイワードはポップで美しいメロディを創る才能は非凡な物があるので
個人的には今でもかなり好きなアーティストの一人なんですけど今現在は新作のアルバムが
創られても国内盤も出ないほど日本では認知というか人気がないのが辛い所です。。。


それが原因だからだとは思いますが、今回ゲットしたPV映像集もyoutubeにアップしてる人
いないかなあと?思いつつあまり大きな声では言えませんが検索はしてみたのですが残念
ながら見つかりませんでした。


このPV集のソフトは存在を知ったのも廃盤になって随分と経ってからだと思うのですが
ロックヴィデオ コンプリートガイドというロック関連のソフトを紹介するガイドブックに載って
いた所から知りました。

僕のマイミクさんで僕より年上の方はこのニックの映像集の存在を把握してるもしくは既に
お持ちの方もいらっしゃるかもわかりません?
僕は存在を知ってからゲットするまで20何年も掛かっちゃいましたよ。ふ〜 もしやしつこい?

この本の中でもパッケージの写真もなく完全な資料と情報としての形のみでソフトのタイトルと
値段のみ記載されている後半の約30ページの部分にのみ載っていたソフトだったので
どういうパッケージになっているのかもまったく知りませんでした?

このロックヴィデオ コンプリートガイドという本は非常に資料的価値の高い本で
1983‐94年に国内で発売された1100タイトルを収録している本でアーティストのアルバムの
出来云々とは関係なく映像作品としてどう評価出来るかということのみに焦点が当てられた
非常に珍しい本で発売した当時94年だと思うのですが、すぐに手に入れ当然自分が
ロック音楽を聴き始めた当初はまったく知らなかったソフトが膨大な量載っているので
この本は大事にしてて今までもかなり参考にしてここに載っているソフトは中古などで
買い漁った記憶があります。

当然中には相当レアな物がありこの本で存在だけは知ってはいても手に入らず近年になって
ヤフオクや中古レコード屋などでやっとの思いでゲット出来た物も多数あります。


どんなアーティストでもレコードやCDのアルバムなどはこのネットの時代なので、ちょっと
調べれば幾らでも調べられるのですが、映像パッケージというかビデオやレーザーディスクに
なるとDVDの時代になってDVDとして再発されていたりするのはある程度メジャーな
アーティストや採算が十分取れると想定出来うる人達だけに当然なってきますので
DVD化されていないソフトの資料や情報って今や極端に少ないので、調べるのが非常に困難
な為こういったガイド本がとても役に立つんですよね。00年に入ってからデヴューした比較的
若手にしか興味がないような若い世代には今回の日記はすいませんが無縁の内容に
なってるかもしれません?


DVD化して映像も音も今現在の技術に合わせて向上してるケースの方が圧倒的に多いので
よほど溺愛してるアーティストでもない限りは僕はDVDのソフトで再発物が出ればそちらを
買ってはいます。しかし自分が好きなアーティストでも何でもかんでも再発するビートルズや
U2のようなビッグなアーティストばっかりではないので一部こういうニックのようなマイナー物は
昔のビデオやレーザーを探して買うことがあるんですね。

今回ゲットしたソフトは今後もDVDやブレーレイ化することはまずあり得ないでしょうから
こんなに何十年も探していて手に入ると感慨深いものがありますね。


ここの所近年はどんなアーティストでもアルバム単位ではない曲単位で好きな楽曲のみ
ダウンロードして聴くスタイルが主流になってきたので、アルバムを出してもシングルカットも
せずプロモーションビデオも創らないアーティストが増えてきました。

昔はPVを創るアーティスト創らないアーティストでそれぞれ主張がありザ・スミスのように
楽曲の力とライブで曲の良さを知らしめていくんだという意見があったり、そうかと思えば
ザ・キュアーのロバート・スミスは世界中どこでもライブに行ける訳じゃないんだから、
行くことが出来ない場所の人達にも知らせる届ける為にPVを創るんだという意見があって
双方で対立したりする時代もあったのが今や懐かしいですが、今現在のアーティストは
プロモーションの方法も模索する時代になりましたよね?

あの商業的に大成功してるMUSEですら、アルバムが売れないからアルバム単位で
10何曲か集めて発売するスタイルもどうかと思って躊躇し次のアルバムを出さないことも
検討したというニュースも聞えてきましたけどね。

今後シングルカットという言葉も死語になったりするかもしれませんね?
アルバムを創っても楽曲を宣伝する為に比較的ポップな昔でいう所の?シングル向きと
呼ばれるような楽曲にリリックビデオと称して楽曲の歌詞を映像で流すのが最近はよく
目にしますが凝った映像や芸術性の高い映像で人々の関心を高める方法や宣伝効果を
狙ったビデオなどは現状減ってきてるように感じます。


将来は映像ソフトはアーティストのドキュメンタリーやライブ映像などしかソフト化することは
なくなっていくかもしれませんね?どこへどういう方向性へ向かうのか僕にはまったく
予想も出来ませんがCDが売れない売れないと言われているこのご時世にアーティストの人達の
宣伝及びアピール方法がどうなっていくのか興味はあります。


観ているだけで楽しめる映像的に美しいプロモーションビデオなどを観慣れたMTV世代に
なってから洋楽を聴き始めた自分のような世代はPVが時代遅れのような扱いになって来た
現在の風潮が正直ちょっと淋しい気がしてきています。。
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