たのしいね。

ごはんに海苔で書かれたダジャレにクスリ　夫を笑わせたい一心で作る「海苔文字弁当」に心和む
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4768223


両親は見合い、祖父母に至っては「祝言の日に初顔合わせ」だった。

すこし前に話題になったマンガの「彼氏欲しい批判」。
世間では、「具体的な相手を欠いた欲求は自己愛にすぎない」とする意見に賛同が集まっているようだけれど、違う視座から吟味してもいいのじゃないか。

あの作品は、「誰かを好きになること」を、前提し、「理念」とする、「ロマンティックラブ万歳主義」に依拠しているよね。
しかしながら、この立脚点は、「恋愛の心理自体、そもそも一夫一婦制によって媒介され、先取られている」という歴史性を忘却した、素朴きわまりない「反応」なのではないかしら。
「好きになる私」を、「好きになった誰か」を語りはするけれど、「好きになる」ということが、アプリオリな、疑いようもない情動として「のみ」見做されている、というところが。
「具体的な対象の有無」に先行して、「誰かと番うという文化」に、自分が「汚染されている」という意識が、そこには欠落しているね。

http://news.livedoor.com/article/detail/13504298/