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2017年09月15日00:09

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値段設定の仕方が不明瞭すぎる

■育児労働まだ軽視?給与もらうなら…男性1割「0円」
(朝日新聞デジタル - 09月13日 21:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4764502
元から、
「男は家事労働を軽視している」という結果に誘導するための設問のようだから
引っかかってやいのやいの言うのは某新聞の思うつぼだなあとは思う。

ところで、値段設定というのは
原価に、儲けを足して決まる。
それと、
需要に対して供給量がどれくらいでも決まる。

需要側は
「これくらいなら出してもいいな」と思い、

供給側は
「これくらいなら原価割れせず儲けも確保できるし継続して安定供給できるな」と思って売値を設定する。


で、設問は
需要側に立ち「家事労働を頼むなら業者にどれくらいなら出してもいいと思いますか?」
ではなく、
供給側に立ち「家事労働の業者をするならいくらならやってもいいと思いますか?」
でもない。
仮にこのどちらかでも「0円」という返答はまずありえないし、金額も経済的に現実的な回答になるんじゃないかと思う。


しかし本来の設問では、
「家事労働の感謝の気持ちをプレゼントするならいくらになりますか?(あなたの収入は考えなくていいです。これくらいあげたいって感謝の気持ちを教えてね♪)」
に答えた程度のレベルの低い回答しか集まるまい。
個人個人の金銭感覚も各家庭の家事労働のハードさもバラバラゆえに、データも集計してまとめる意味がほとんどない。

どれくらい設問のレベルが低いかって、
「ヤクザに『お前の気持ちを誠意としてみせろ』と言われたらいくら払うか」レベル。
それで答えたそんな値段なんてあってないようなもの。
最高値も最低値も平均値も意味がない。
払う側かもらう側かもはっきりしない。


とりあえず明治安田は需要と供給を勉強し直してから顔を洗って出直してこい。

おまけ
男がもらう側に立って0円と答えた可能性には言及しないのがみんなありえない。これも「偏見」の一つ
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