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2017年09月14日22:58

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最初に出会った障がいのある人

私たちの生活の中で、自分とは違う人に会うとき、どんなふうに思うのか

とても新鮮で、今までに無いタイプの人に会ったと思うことも有ると思う

障がい者とか、難病者に会うことは滅多に無いのかもしれない
だから、初めて会うとき、とても印象に残ってしまう

夫が初めて身障の方を職場に入れたとき、廻りの戸惑いも多く、正直困ったことも有ったように思う

そして、最初の人・・・みんなが出会う最初の障がいの方と言うことになる

その最初の方が、とても良い人だと
その印象で、な〜んだ、特に気を遣うこともないじゃないということに気がつく
そうすると、もしも次の障がいの方の雇用がどうかと言うことになったとき、良いんじゃない働いて貰えば、ってことにつながる

こんな言い方はもしかしたらイヤな感じと思われるかもしれないけど
障がい者の一番の障害は、最初に会った障がい者が障害することも有る

難病も障がい者もその人の人が良いとか良くないとか言うこととは無関係
どんな人にも個性が有って、イヤな部分も有る、良い部分も有る
病気が有るからといって、ただ可哀相なわけではないし
困難の中で、良い人と言う事でも無い
病気もケガも人を選んでなることではないから

良い人なのにとか、感じの悪い人だからとかは、病気や障がいとは無関係のこと

もちろん後になって、病気の所為で人間が変わって人がまるくなることも有るかもしれない、反対に、明るい人が暗くなってつっけんどんになる気分だって有るんじゃないかと思う

どんな人も誰でも、病気も障がいも起こりえる

職場の社長が障がいのある人を雇用しようという意気込みがあって募集をかけても
職場に入って、社長がその人を見ることはない、直属の上司と、同僚の対応が良いか悪いかも、その職場に居る人の人間性の問題で、社長が良い人であったとしてもそれだけのことではない

次男は父親の職場に入ったというと、電話相談の時でも、羨ましいと言われる

けれど、次男の待遇は今は良くても当初はかなりひどかった
作業している部屋の中で、大きな声で度鳴られていることもあったし、実際間違えたり、多かったり少なかったり、製品にならなかったり、怒りたくなることも有ったと思うけど

私が迎えに行って聞こえるところにいる時に、度鳴られたりしていると、事務の人が飛んでいって何と言うのか注意していたりも何回も有った

養護学校時代のPTAの講演会で、養護学校の校長だったという人が雇用協会に居て
子どもには、挨拶と、返事と、いつもにこにこしているようにするのが大切なことだからそう教えるように
みんなの子どもが職場に入ることが出来たら、月に1度くらいは菓子折の一つも持って挨拶に回るぐらいじゃないといけないと言った・・・親がそうしたいと思ってすることではなく、雇用協会のその人が言っていたからするものかと思ってするようなら絶対イヤだと思った・・・感じ悪い話だった

次男は、ハローワークを通して入ったりしたわけじゃない、そんなの当然のことで、親が子をつかうのに、ハローワークを通すわけがない、だから補助金など一切無い

私の待遇は、夫の妻ではなく、手の掛かる障がいのある子の親の立場だったと思っている
もっとも今は職場に顔を出さないことに決めたから、駐車場で待っていて次男が出てくるのを待つだけだけれど

驚いてしまうのが、パートのような立場で働いている次男の同僚のパートの方が、次男君は時給いくらで働いているのかと聞いてきたという
最低賃金に近い金額で働いていたその時、もう昔の話だけれど、この子にいくら払っているのかと気にした理由はどういうことか・・・そういうこともあるってことだ

家でも、職場でも、父親と一緒という環境が、羨ましいと言われるほどのことか次男は辛いところも有ると思うけど
それでも、働く場所が無いと苦労している人より、毎日行くところがあると言うことで良しとするしかないのだろうとは思っている


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