mixiユーザー(id:4855098)
2017年09月13日18:48
945 view
そうだ 京都行こうパート�恐麒�行編
今年２回目の京都修業旅に行って来ました。得たものが沢山あったので、何回かに分けて紹介します。先ずは回峰行編です。少し長いです。
------------------------------------------------
真夏の太陽が照り付ける７月、例によってまたまた妻にお知らせが入る、延暦寺の仏さんからだ。指令は『回峰行せよ』と。
そんな無茶言われても・・・・とググってみると、あった、回峰行、一日だけの
http://
これだ！とばかりに申し込もうと意気込む。１０月は釜鳴り神事とかぶるので、９月か１１月か…どちらにしようか？伺うと９月と言われる。早速申し込んでみる。申し込んではみたものの、３０キロか・・・長くね？と俄かにビビる二人。しかも妻には途中でリタイヤするともお知らせが・・・まぁ何とかなっしょぉ、と見て見ぬふりして流す
出た！先送りインチャ
どうせ京都行くならあちこち回ろうと、もっと欲しい、まだまだ欲しいと欲しがり屋さんインチャが炸裂し、贅沢（時間的に）にも３泊することにした。
新幹線で京都入りし、バスで叡山に向かう。叡山は三角先生と来て以来２回目だ。今から２５年前になる。あの時も強行軍だったなぁ・・・などと先生とのことが懐かしく思い出される。
早速、横川，西塔，東塔と回る。流石仏教の母山と言われているだけのことはある。お寺なのに重さはない、重くないだけでなく荘厳さの中に爽やかささえある。霊格は４０億，６０億，１００億・・・ハンパないレベルだ。こんな素晴らしい叡山の中を峯入り（回峰）できるとは、始める前から楽しみでならない。胸の高鳴りを抑えきれない。あのビビりは何処へ？
受付を済ませ、男女６：４の割合か、全員揃うと７０名近くになり、若い人から、大丈夫か？と思わせるおっちゃんおばちゃんまで居る。おっちゃんたちが行けるなら私は大丈夫だろうと安心する。
説明と食事、入浴、仮眠し、午前２時に集合。簡単な準備運動の後に、先達の延暦寺の若い僧侶の後に従い、回峰行は始まった。スピードは思いの外速く、「えっ、マジ？」と言う感じ。ただ、各お堂毎に僧侶からありがたい解説があり、休めるやらありがたいやらで楽しく回れる。
一同が西塔の釈迦堂に着いた時、僧侶から、今現在千日回峰行をされている、釜堀浩元さんが来ると知らされた。すると遠く真っ暗闇の彼方に、ポツリと行燈の灯りがほんのり淡く見え始め、次第に白装束の釜堀さんの姿が闇に浮かび上がってくる。その時の感激や感動は言葉に表すことが出来ないものがある。生で千日回峰行を見られるなんて
しかも、阿闍梨さん自らが我々一人一人にお加持をして頂いたのである！再び感涙する
叡山の峰々を廻り、日の出を拝み、朝方日吉大社に参拝し、近くにある律院に寄り、そして此処でも叡南俊照さんと言う大阿闍梨さんのお加持を受ける。聞いていなかったサプライズに一同大喜びだった。おむすびの朝飯を頂き、此処から延暦寺を目指して登り道となる。それまでは順調に来たけど、これからがキツさも本番。あまり無理してはいけないと、何度も仏様に注意されている私なので、無理せず、鼻呼吸の範囲で黙々とお不動産のマントラを心の中で唱えつつ歩く。
無動寺谷のアップダウンはきつく、更にきつい急な石段を上り詰めるとそこは明王堂だった。千日回峰行の中の『堂入り』が行われるお堂だ。皆で心経とお不動マントラを唱える。不思議と疲れが取れてくる。力が、エネルギーが満ちてくるのが解る。そこから延暦寺までのきつい登り道が実にラクで、丹田の辺りをグイッと引っ張られるような感じで、体がドンドン前に出ていく、体が軽い。
あっと言う間に延暦寺の根本中堂の前に至る。無事に回れたことを報告し、感謝し、延暦寺会館に戻り万行となった。妻もリタイヤすることなく最後まで調子良く廻れた。むしろ我々のしている為さず峯入りのほうがきついかもしれない。
今も目を閉じると、暗闇から行燈の灯りがぼんやりと現れるシーンが浮かび、目頭が熱くなる。
多くの宗派のお祖師さんを輩出した天台宗延暦寺、そしてその叡山を回峰できた喜びは、何物にも代え難いものがある。参加するのに８，０００〜１０，０００円掛かる。
叡山の行き来にもお金は掛かる。決して安くはないけど、霊性向上を目指すものなら、一生に一度は経験しても損はないと思う。
ほとんど経過報告の様な文章で、自分らが感じた感動を上手く表せないのが歯痒い。是非実際に行って、肌で魂で叡山のエネルギーに感応してもらいたい。因みに妻は今週もう一度回峰行を行う。お代わり回峰行をする予定だ
私は仕事だ、ガッデム
回峰行編は以上。
次は大原〜仁和寺編。目下作成中。
合掌
------------------------------------------------
真夏の太陽が照り付ける７月、例によってまたまた妻にお知らせが入る、延暦寺の仏さんからだ。指令は『回峰行せよ』と。
そんな無茶言われても・・・・とググってみると、あった、回峰行、一日だけの
http://
これだ！とばかりに申し込もうと意気込む。１０月は釜鳴り神事とかぶるので、９月か１１月か…どちらにしようか？伺うと９月と言われる。早速申し込んでみる。申し込んではみたものの、３０キロか・・・長くね？と俄かにビビる二人。しかも妻には途中でリタイヤするともお知らせが・・・まぁ何とかなっしょぉ、と見て見ぬふりして流す
出た！先送りインチャ
どうせ京都行くならあちこち回ろうと、もっと欲しい、まだまだ欲しいと欲しがり屋さんインチャが炸裂し、贅沢（時間的に）にも３泊することにした。
新幹線で京都入りし、バスで叡山に向かう。叡山は三角先生と来て以来２回目だ。今から２５年前になる。あの時も強行軍だったなぁ・・・などと先生とのことが懐かしく思い出される。
早速、横川，西塔，東塔と回る。流石仏教の母山と言われているだけのことはある。お寺なのに重さはない、重くないだけでなく荘厳さの中に爽やかささえある。霊格は４０億，６０億，１００億・・・ハンパないレベルだ。こんな素晴らしい叡山の中を峯入り（回峰）できるとは、始める前から楽しみでならない。胸の高鳴りを抑えきれない。あのビビりは何処へ？
受付を済ませ、男女６：４の割合か、全員揃うと７０名近くになり、若い人から、大丈夫か？と思わせるおっちゃんおばちゃんまで居る。おっちゃんたちが行けるなら私は大丈夫だろうと安心する。
説明と食事、入浴、仮眠し、午前２時に集合。簡単な準備運動の後に、先達の延暦寺の若い僧侶の後に従い、回峰行は始まった。スピードは思いの外速く、「えっ、マジ？」と言う感じ。ただ、各お堂毎に僧侶からありがたい解説があり、休めるやらありがたいやらで楽しく回れる。
一同が西塔の釈迦堂に着いた時、僧侶から、今現在千日回峰行をされている、釜堀浩元さんが来ると知らされた。すると遠く真っ暗闇の彼方に、ポツリと行燈の灯りがほんのり淡く見え始め、次第に白装束の釜堀さんの姿が闇に浮かび上がってくる。その時の感激や感動は言葉に表すことが出来ないものがある。生で千日回峰行を見られるなんて
しかも、阿闍梨さん自らが我々一人一人にお加持をして頂いたのである！再び感涙する
叡山の峰々を廻り、日の出を拝み、朝方日吉大社に参拝し、近くにある律院に寄り、そして此処でも叡南俊照さんと言う大阿闍梨さんのお加持を受ける。聞いていなかったサプライズに一同大喜びだった。おむすびの朝飯を頂き、此処から延暦寺を目指して登り道となる。それまでは順調に来たけど、これからがキツさも本番。あまり無理してはいけないと、何度も仏様に注意されている私なので、無理せず、鼻呼吸の範囲で黙々とお不動産のマントラを心の中で唱えつつ歩く。
無動寺谷のアップダウンはきつく、更にきつい急な石段を上り詰めるとそこは明王堂だった。千日回峰行の中の『堂入り』が行われるお堂だ。皆で心経とお不動マントラを唱える。不思議と疲れが取れてくる。力が、エネルギーが満ちてくるのが解る。そこから延暦寺までのきつい登り道が実にラクで、丹田の辺りをグイッと引っ張られるような感じで、体がドンドン前に出ていく、体が軽い。
あっと言う間に延暦寺の根本中堂の前に至る。無事に回れたことを報告し、感謝し、延暦寺会館に戻り万行となった。妻もリタイヤすることなく最後まで調子良く廻れた。むしろ我々のしている為さず峯入りのほうがきついかもしれない。
今も目を閉じると、暗闇から行燈の灯りがぼんやりと現れるシーンが浮かび、目頭が熱くなる。
多くの宗派のお祖師さんを輩出した天台宗延暦寺、そしてその叡山を回峰できた喜びは、何物にも代え難いものがある。参加するのに８，０００〜１０，０００円掛かる。
叡山の行き来にもお金は掛かる。決して安くはないけど、霊性向上を目指すものなら、一生に一度は経験しても損はないと思う。
ほとんど経過報告の様な文章で、自分らが感じた感動を上手く表せないのが歯痒い。是非実際に行って、肌で魂で叡山のエネルギーに感応してもらいたい。因みに妻は今週もう一度回峰行を行う。お代わり回峰行をする予定だ
私は仕事だ、ガッデム
回峰行編は以上。
次は大原〜仁和寺編。目下作成中。
合掌
11
7
ログインしてコメントを確認・投稿する