mixiユーザー(id:16802230)

2017年09月13日14:39

177 view

痛々しい事件

3歳といえば、可愛い盛り........どんなに痛かったろう、どんなに苦しかったろう
どんなに心細かっただろう・・・・そう思うと胸が痛い・・・・

地蔵和讃 01■

これはこの世のことならず
死出の山路の裾野なる
さいの河原の物語
聞くにつけても哀れなり

二つや三つや四つ五つ
十にも足らぬおさなごが
父恋し母恋し
恋し恋しと泣く声は
この世の声とは事変わり
悲しさ骨身を通すなり

かのみどりごの所作として
河原の石をとり集め
これにて回向の塔を組む

一重組んでは父のため
二重組んでは母のため
三重組んではふるさとの
兄弟我身と回向して
昼は独りで遊べども
日も入り相いのその頃は
地獄の鬼が現れて

やれ汝らは何をする
娑婆(しゃば)に残りし父母は
追善供養の勤めなく

(ただ明け暮れの嘆きには)
(酷や可哀や不憫やと)
親の嘆きは汝らの
苦患を受くる種となる

我を恨むる事なかれと
くろがねの棒をのべ
積みたる塔を押し崩す

その時能化の地蔵尊
ゆるぎ出てさせたまいつつ

汝ら命短かくて
冥土の旅に来るなり
娑婆と冥土はほど遠し
我を冥土の父母と
思うて明け暮れ頼めよと
幼き者を御衣(ミゴロモ)の
もすその内にかき入れて
哀れみたまうぞ有難き

いまだ歩まぬみどりごを
錫杖の柄に取り付かせ
忍辱慈悲(ニンニクジヒ)の御肌(ミハダ)へに
いだきかかえなでさすり
哀れみたまうぞ有難き

南無延命地蔵大菩薩

真言
オン カ カ カ ビ サンマエイソワカ
口奄 訶 訶 訶 尾 娑摩 曳 娑婆訶

幼くして死に、地獄へも極楽へも行けない子供達は、
冥府にある賽の河原(サイノカワラ)でいつまでも彷徨い続ける
父母のいない悲しみ寂しさを河原の石積みで紛らわせながら
でも情け容赦のない地獄の鬼どもは石の塔をうち壊し、
子供達を追い回していじめぬく
ても、そんな子供達をいつもお地蔵様は救いに来てくれる
そして鬼達を追い払い子供達に優しくこう語りかけるんだ。
『父さん母さんがいないのはつらかろう・・・・寂しかろう・・・・
ならば私がお前たちの父さん母さんになってあげる 私はいつもお前達の側にいるよ』
とね。

どうかこの子が安らかに眠れますように、楽しい夢を見られますように
母親の温かいお腹の中にいるような、安らぎの中に包まれて眠れますように
口奄 訶 訶 訶 尾 娑摩 曳 娑婆訶



■ポテトサラダでO157感染、3歳女児が死亡
(朝日新聞デジタル - 09月13日 12:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4763511
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年09月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930