世界で一番古い国はと聞かれたら
エジプト?中国? そんな名前があがりそうですが
それらの地域は文明は古いのですが
新興勢力が出てくると それ以前の国は次々に滅ぼされ
現在の国としては そんなに古くありません
日本のように 1300年以上も続いてる国は
世界中探しても どこにもありません
日本も危ない時期はありました
武士の時代 実権は武士にあり
朝廷の力は衰えていました
頼朝や尊氏 信長 秀吉 家康と
時代の武士達は やろうと思えば朝廷を滅ぼし
自分が新しい国の王様になれたはずです
でも どうしてやらなかったのでしょう
いろんな考え方はあるようですが
やはり民衆の 天皇への崇拝というものは強かったようです
何百年も続く天皇家は
もはやブランド化していて(昔から日本人はブランドに弱いようで)
朝廷を滅ぼすことは 民衆から総スカンを食らう危険があったようです
民衆には年貢を納めてもらわないといけないので
天皇を殺すと言うことは 自分の首も絞めることになりかねないのです
また 他の勢力から それを名分に一斉攻撃を受ける可能性もあります
それよりも武士は 天皇を利用して 政治をする事の方が
都合が良かったのかもしれません
安倍首相に変わって総理大臣をやるより
安倍首相を影で操る方が合理的というわけです
そして天皇家と血縁を結び
天皇に自分を征夷大将軍に任命させることで
「俺は天皇が選んだ 征夷大将軍じゃ!言うことを聞け!」というと
民衆も納得し 他の勢力も口出しできないのです
そういういきさつもあって 天皇家は生き延び
明治になって復権して
気がつけば 世界一古い国になっちゃったと言うわけです
ログインしてコメントを確認・投稿する