この主張を見ていると、別のニュースを思い出さざるを得ません。近隣住民の反対で保育園が開演できないってニュースです。「今の自分の静穏を乱されたくない。乱されない権利がある。その結果、その子供が迷惑しても、その子供の親が迷惑しても、結果的に子供を産む世帯が減って日本国の衰退を招いても仕方ない。俺の(私の)静穏を守る権利は他人や社会全体の利益などより優先される」全く同根の問題だと思います。
日本人が培ってきた道徳心や公共心というものの根本すら失った人たちだという気がしてなりません。
そういえばこの前、日本の国内線に乗った時に、３席×２列の機体で、おいらは右側の列に座っていたんですが、左側の列の後ろに赤ちゃんがいたんです。で、離陸してしばらくしたら、気圧の変化で気持ちが悪かったのかちょっと泣き始めました。そしたら、その３つ前に座っている年配の女性が「うっさいな！」と振り返って声を荒げたんです。まさか！と思ったのですが、10分後にも同じことがあったので、本気で泣いている赤ちゃんに文句を言っていると判明しました。
そこで、ちょうどその女性の後ろの席が３席全部空いていたのでそこに移動し、次に赤ちゃんが泣いてそのおばちゃんが振り向いた瞬間、そこにあるのはいかにも忙しそうにパソコンを叩き、邪魔されたのを不愉快に思っているオッサン(おいら)の顔。びっくりして一歩引く女性、「何かご用事ですか？」と低い声で答えるオッサン(おいら)。女性は何も言わずに前に向き直りました。
そこでiPhoneくんに入っている子供向けの動画を出して後ろの席の赤ちゃんに差しだし、そのママさんとちょっと楽しく会話、機会を捉えて「いや、おいらの息子も１歳でどうしても泣きますし、おいらも赤ん坊のころはきっと泣いてましたからね。自分が泣いた記憶は無いけど、きっとその時に温かく見守ってくれた人々のおかげで育ってきたと思うんですけど、そう思いません？」と聞こえるようにけっこう大きな声で言ってあげました。
そのママさんに感謝されたのは、むしろ感謝なんぞされる筋合いが無いので逆に恐縮なのですけど、飛行機を降りる時に乗務員の方が親指建ててグッドジョブ！ってやってくれたのが嬉しかったです。彼女たちは立場的に同じことを思っても言えないのでしょうね…。
とにかく、おいらは日本が真っ当な国であるためには、公共心とか道徳心とか周囲への配慮とか自己犠牲の精神とかが絶対に必要だと思います。日本という国が諸外国から評価が高く、好感度も高いのもそういう気持ちがあるからだと思います。これから、おそらく日本に住む外国人は増えると思いますし、おいらの奥さまも外国人ですけど、その心をきちんと持てる人が住む国であってほしいと思います。シルバーシートが無ければ弱者に席を譲れない国で良いとは思わないし、赤ちゃんの泣き声は騒音ではなく未来からの福音だと思って笑顔が浮かぶのが日本人であってほしいと思います。
そういえばｍおいらの本アカウント(マイミクリストにいます)に噛みついてきたおバカさんは、相手がおいらっていう大人ですけど迷惑行為繰り返して恥じ入らない人たちだから、きっと「赤ちゃん泣いていいよ！マーク」ができても無視する人たちだろうなぁと思います。なんせ捏造のスクショを作って、おいらをアクブロしたうえで勝利宣言して恥じ入らなかったり、自分の暴論を認めろと執拗に書き込む人達ですからね(↓ご参照)。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962319349&owner_id=23406453
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962321710&owner_id=23406453
■赤ちゃん、泣いていいよ！ 見守る気持ちマークで伝える
(朝日新聞デジタル - 09月08日 13:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4756296
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