前回までのお話。
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マテリアと太腿側面のデザインが同じになったフレームアームズ・ガール アニメ版素体、轟雷/スティレットの太腿なのだが、機能自体はボールジョイントのまま。
それはそれで重武装させるにはボールジョイントの方がいいような気がする。
ただ、折角スカートが稼働して太腿が上がるのに座らせると膝が閉じないので少しカッコ悪い。このためネットで作例を探して参考にしながら自分も「轟雷系フトモモ(マテリア関節版)」作ることに。
要は「外側は轟雷太腿。内側はマテリア太腿」を作ればいいだけなので「おゆまる」で型取りして作った。
しかし、「轟雷太腿の外側を型取った後にそこにマテリア太腿を詰めて内側の型取りをする」と言う手抜きをしたために形の違うマテリア太腿の形も外側に出てしまい失敗(笑
■てこって今回
手抜きせずに型取りからやり直します。つか、割と当たり前のことをちゃんとするだけだけど(笑
轟雷太腿外側とマテリア太腿内側の型を合わせることになるので、先ず共通基部を作る。太腿側面のパーツが同じなのでそこを基準にし、念のため6っ箇所ガイドを付けた。
余分なポリパテの逃げ道も出来るようにした。
ベースのプラ板は4cm×3cmぐらい。後で思ったことだけど、クリア(透明)板を使えば良かった。
「おゆまる」もクリア(透明)を使った方が空気が入ったところとかが分かるので割と便利。
しかし、この共通基部は内部フレーム化するならまったく要らないことが判明したりする(笑
内部フレーム化では轟雷太腿の型だけが必要で、フレームが入るように内側を削ればいいだけだった。
■轟雷太腿の型取り
準備が出来たので轟雷太腿の外側を型取りを開始。
ただ、股関節軸が入るところの穴埋めを忘れていたのに気づいて型取り直前で「おゆまる」で埋めた。ちゃんとやろうと思っても所詮こんな感じ(笑
毎回癒着するので取るのが少しメンドクサイ。ちゃんとプラで作っとけば良かった。
型枠があった方が精度が高くなるということなのでちゃんと型枠ブロックも使った。
やたら枠が大きくなるので少し調整してる。使う「おゆまる」をケチりたいだけだけど(笑
1パーツ分の型を作るのに「おゆまる」3本半使ったので今回は轟雷とマテリアで8パーツ、「おゆまる」が28本。6本入り10セットの半分近くを消費するという・・・もう少しケチりたかった(笑
型枠は外側の型取りをした後、底のブロックを1段抜くことで、内側用の「おゆまる」が入るようにしている。
前々から本当はナノブロックプラスぐらいでサイズ調整が出来た方がいいな。とは思っているのだけど、欲しいブロックが多く入ったセットが見つからなかったので未だに「Mr.型取りブロック」を使っている。
んで、轟雷太腿の内側を型取りを開始。
内側を型取りする時に切ったランナーで余分なポリパテの逃げ道を作ってる。
内側の型取りで注意するところはやっぱり太腿側面のパーツが付く箇所。
前に作った型はここが甘くて型取りからやり直しているようなもの。
どんなに「おゆまる」を柔らかくしてもここはヘラとか無ければランナー(プラ棒)とかで押し込んでやらないと「おゆまる」がちゃんと入らない。
前回の「轟雷太腿の外側を型取った後にそこにマテリア太腿を詰めて内側の型取りをする」方法だと「ここで力を入れすぎると型とパーツがズレる気がする」とか思ってイマイチ出来て無かったところ。
スナップフィット用の穴は「おゆまるコピー」で再現するのは難しい。それでもヘラで押し込めばドリルガイドぐらいの窪みにはなる。
ちゃんと「ボールジョイントの轟雷太腿」として型を作るならそこもやね。
轟雷太腿の型が完成。
押付けてもあまり「おゆまる」が歪まないように型枠を使ってるはずだけど、空気が入ってしまっているのですこし歪んだな。あまり効果が無かったような・・・無いよりはマシと思うことに
押し付ける時に「おゆまる」だとどうしても歪んでしまうのはしょうがないか。
明らかな利点は型枠で大きさが同じになるので積みやすい。ってぐらいか(笑
画像は赤外線がうまく反射しないのかピントがイマイチ。
■マテリア太腿の型取り
最初から内部フレームにするならマテリア太腿はいらないけどとりあえず型取り。
ネットで見たものには太腿前面はマテリア、尻側は轟雷で、尻側の中を削って太腿関節を入れていたのもあったのでそれをやる気になった時のためにもあったほうがいいかな。
共通の基部にマテリア太腿のスナップフィット用ピンを逃がす穴を開けて無かったので開ける。
ベースのプラ板がクリア(透明)板なら簡単だったなぁ。と思いつつピン位置を「マスキング・ゾル」を半乾きにしてピンを押し付ける。
「粘土を薄く貼る」ってのが定番らしいのだけど、粘土が無かったので「何か代わりになりそうなもの」として「マスキング・ゾル」を代用。
ま、ピン位置が分かっても、センター決めに使った0.5ドリルが一度曲げてしまったものなので、結局ズレて、最後は丸ヤスリで調整することになった(笑
でもま、出来たからいい。
股関節軸が入るところの穴埋めパーツも今回はプラで作った。
型取りで注意するところは轟雷と同じで、やっぱり太腿側面のパーツが付く箇所。
轟雷太腿と同じ手順で型取り終了。
■轟雷太腿外側とマテリア太腿内側の型を合わせる
太腿側面のパーツの部分で共通化をしていてもも完全には合わないな。
それでも、前に作ったやつよりかなりマシかな。
■轟雷太腿外側とマテリア太腿内側の型を使ってポリパテで轟雷系フトモモ(マテリア関節版)を作成
ポリパテの量の問題か、やっぱり型の合わせ目が甘いのか、脇にポリパテがかなり出てしまい、作っといた「ポリパテの逃げ道」はあんまり役に立ってない(笑
バリ取りとかして前に作った太腿と比較。前に作った太腿は区別のために塗ってある。
内腿のところが前よりマシってところか。結局成型しないとならないなら大した改善にはなってないかな。
それでもやり直して良かったところは腿側面のパーツを付けるところを注意して型取り、ポリパテを入れたので割ときれいに出来たところかな。
ポリパテの入りにくいところにプラ材を入れ忘れたので腿側面のパーツを付けるところが前のよりガラ空き(笑 パーツを付ければ見えないからいいけど。
■スティレットに片っぽだけ付けて比較。
構造が変わったわけではないので膝の閉じ具合は同じだな。どちらも内側をもう少し削ればもう少し閉じるぐらいか。
後ろは太腿の上面を轟雷太腿に合わせて蓋をしたので見える関節部がマシになった。マテリアの尻肉が太腿パーツから腰部パーツに移ったのは関節部が見えないようにするためかな。
脚を開いた時に可動の制約が出来るけど、ボールジョイントの轟雷より少し開くかなぐらい。
充電くんに座らせるといい感じの膝の閉じ具合じゃないかな。
■マテリア太腿関節の複製
マテリアのをそのまま使えば不要だけど、マテリアが出来なくなるのと、部品注文するにしてもいつ来るか分からないので複製している。
複製と言っても、未だに硬化剤の量がテキトウで単純にポリパテで作るとすぐに壊れそうだから芯をランナーで粗々作ってからポリパテと「おゆまる」の型で成型する感じに。
股関節側のパーツは肉抜き穴を埋めて、ポリパテが入りにくい3mm軸部分をランナーを切って入れておく、3mm穴はポリキャップのランナーで出来るように型の一部に組み込んだ。
本当は内径3mmのプラパイプも使った方がいいけど今回はポリキャップだけで穴を作ることに。
太腿側のパーツはランナーで使えそうなところを接着して作って、ポリパテでコートする感じ。
使ったランナーはABS。「ABSは塗装すると割れる」とよく聞くので、ポリパテの芯にしても大丈夫か不明だけど、素人なのでトライ&エラーで(笑
左下のはドリルのセンターガイド。
太腿側パーツの3mm軸には穴が開いていて「おゆまる」の型にも少し出っ張りがあるために、両側に1.5mmの穴を開ける。
内部フレーム化するなら型取り時点で埋めておけばよかったところだけど、マテリア太腿の内側に付けるなら必要なところ。
前に3mmプラ棒の中心に穴を開けるのにガイアノーツの「センターポインター」を見かけたのだけど、買い逃して以来適当なものを使っている。
最近は「M.S.G 連装砲」とかに付いてたジョイントパーツの中心に1.5mmぐらいの穴があるので使ってる。
プラなので何度も使えないけど、グリスを毎回塗れば割ともつし、替えも沢山あるので重宝している。
使うポリパテが少ないので、太腿の複製をする時の余ったポリパテで出来るので、ここまで両足分準備していれば太腿の複製時に一緒に作れる。
成型に手間取って今回は正規のパーツを付けたけど(笑
後、一緒に複製しとけばよかったなぁと思ったのは太腿側面のパーツ。
太腿成型時に付けて削れてもいいようなのを複製しておけば良かった。
当初の目標としては出来た「轟雷系フトモモ(マテリア関節版)」をちゃんと成型して色塗れば完成。のはず(笑
でも、充電くん組んでそのまま遊び始めちゃったのでちゃんとした完成はいつのことやら(笑
FAガールにしてもガンプラにしても半端に改造とかはじめても途中から遊び始めてしまうのでちゃんと完成させたこと無いなぁ(笑
目標が「轟雷系フトモモ(マテリア関節版)内部フレーム化」になっちゃったのもあるか。
それはそれでまた今度じゃね。
んで続き。試作した内部フレームはデカ過ぎで失敗したけど
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