少し前になるが、BSで太田裕美さんのアルバム紹介する番組があった。
本人はもとより、当時のレコード作成に携わったアレンジャーやプロデューサー等が当時の思い出を語りながら作品の紹介をしてくれた。
あれから40年、作成秘話が聞けて新鮮だったのとテレビから流れてくる曲の音が鮮度感あって綺麗に聞こえた。
これはひょっとしたらハイレゾとなって再発されるのでは?、とひそかに期待がもたげてきた・・・
そうした記憶も忘れた頃にSS社から新たにSACD盤が2枚発売されることになった。
よし!、やはりそうきたか。予感が当たってちょっとうれしい。。
予約をしてから1か月近く、40年前の新譜が届く
期待して再生してみた
なかなかいいではないか。待ったかいがあったというものだ。
彼女の代表曲である「木綿のハンカチーフ」。これを聴きたくて買ったようなもの。。
嬉しいことにアルバムバージョンの他にシングルバージョンも追加されていて
両方のアレンジで楽しむこともできた。
でも、、ちょっと気になったので10年以上前に買ったベスト盤SACDを比較試聴してみる。
代表曲だからもちろんベスト盤にも収録さてています。アレンジはシングルバージョン。
新譜の後に続けてベスト盤の「木綿のハンカチーフ」を聴いてみると・・
ずいぶんと違っている。
新譜はちょっとカサカサして声もハスキーな感じ、ベスト盤は潤いがあって音が綺麗だ。
新譜のバージョン違いを聴き比べてみても声の質感が違っている。
やはりこちらは風邪を惹いているみたいに聞こえてしまう。
新しい分だけ更に良いのでは?、と期待とは裏腹にずっと持っていたディスクが良かった結果になってしまった。
まあ、CD再生は好みとハードの組み合わせもあるからあくまでもワシの第一印象です。
それにアルバムを通してハイレゾ再生できるのは新譜でしかできないし、、
ベスト盤に漏れた曲を聴くにはアルバムでしか聞けませんからね、、
ワシも初老に近い年齢になってしまったが、彼女の声を聴いている間は昔の学生の頃を懐かしむことができます。いまだ現役で歌ってくれているし、あの和風顔と独特の声を聴くと気分が和みます。
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