痛みにのたうちベッドの上を転げ回り「帝王切開してー!」と叫ぶ妊婦と同室になり、痛みにのたうつ妊婦の運び出されて行った後には自分も普通に分娩台に上がり正常分娩したんだが…。
産後すぐの病院では、新生児を連れて家に帰れる退院の日までは、毎日が『経産婦の集い』だ。
赤ん坊を産んだ直後の経産婦の間では二人目三人目を出産したママさん達が院内のランチルームで初産の経産婦の質問に答えていたり、ナーバスになった初産の経産婦同士が互いを励まし合ったり、互いの自己紹介をし合ったりしている。
疑問に思ったことや不思議に感じたことは先ず病棟看護師や医師に直接質問してしまう私も、流石に1週間程度の短い入院生活の中ではなるべく機会を捉えては先輩ママさん達の話に耳を傾け初産ママさん達の不安に耳を澄ませて経産婦の群れの中にひっそりと身を置いて過ごしていた。
しかし1週間ほどの入院中、同じ日に入院した帝王切開ママとは廊下で二度ほど行き合うだけだったが、痛みの剰りに無痛からの〜帝王切開!で出産しても
『帝王切開の二日後には排泄も新生児のお世話も自立歩行でするのである』
とゆー事実のみがざっくりと私の目の前に繰り広げられた。
帝王切開ママさんは、出産したあとは空になった子宮の収縮する痛みに耐えてもいたし、切開した後の腹部を抱えて自力で病室の外の共用トイレに歩いて行っていたし、
「あたし、お腹切ってまだ二日しか経ってないのに〜!」
と廊下を歩いていた、かく言う私自身も分娩にあたり会陰切開した傷が開かないか気にしながらトイレとベッドを往復していたが、帝王切開ママさんの様子を見ていたら、私も流石に
「この世に便利で都合のいい魔法なんて、なんにも無いんだなー」
と理解させられた。
で、『無痛分娩』と言うのは具体的に、陣痛から始まる入院から出産して退院するまでの約一週間〜二週間の間の、どの時点の痛みを取り除いてくれるものなのかな?。
■無痛分娩の女性死亡事故、男児も死亡 神戸の産婦人科
(朝日新聞デジタル - 08月30日 11:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4740962
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