魔法使いの嫁後編･ワンダーウーマン･打ち上げ花火観てきたよ

■魔法使いの嫁 星待つひと：後篇
星待つ人、オチが弱いというかオチが無い。雰囲気だけの話だったなあ。3つに分けた意味も無いっていうか、ひたすら間が多かった印象です。監督がそうしたかったというなら仕方が無いけどね。TVアニメ版の第一話が上映されて、こっちはなかなか良かったです。序盤の話はほぼ忘れているので、そろそろ読み返しの時期かなあ？

■ワンダーウーマン
思ったよりは、楽しめた。しかしあのコスチュームはなんとかならんものか……。鎧でもないしねえ。ヒロインのおばさん臭さが増すようで、気に入りません。ビキニスタイルになるんじゃなくて、見せ場毎にスタイリッシュなお着替えするんじゃ駄目なのかね？　ロンドンにいたときの眼鏡姿なんてすげえ良かったのに。スタッフロールの後に次回予告的な物が入るのかと思ったら、何もなくてがっかり。ジャスティス・リーグに向けての伏線はOPだけでした。ところでアレスが電撃使ってたけど、そういう属性あるんでしたっけ？　雷と言えばゼウスという先入観があるので、ちょっと違和感が。獲物はチャリオットと槍じゃないのか。ラストでダイアナが御来光を背負うのも、ちょっとね……･。ディアナがアポロン背負うな、月でしょそこは？

■打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？
うーん……。最後まで没入も感情移入もできなかった。好評価の原作がある（ドラマも映画も未見ですが）だけに、話が悪いとも思えない。ジュブナイルとして妥当。受入れられないのは、絵柄がいかにもアニメチックだったからかなあ。もっと線の少ない朴訥な絵柄か、もしくは目の小さい写実的なデザインのほうが雰囲気に合うのでは。いかにもなアニメ絵なのに、素人っぽい声の演技では、萎えますよ……。重要な要素と思えるヒロインの魅力にも欠けてると思う。こう、主人公に感情移入した観客がちょっと大人びたヒロインに恋をする、というのが不可欠だと思うけど、ヒロインのどこに惚れればいいかわからない……。見た目だけでは、駄目でしょう。というわけでお奨めはしません。あ、そういや劇団イヌカレーの名前久々に見た。