mixiユーザー(id:21052708)

2017年08月26日22:52

57 view

理由を考えよう

「リボ払い」というクレジットカードの支払い方法があります。

「リボ払いにしませんか?」「毎月同じ額を支払うだけですよ」
としつこく宣伝しています。

でも

その理由を考えれば

> リボ払いは、支払い残高に対して、年間平均15〜16%という利息が発生する。毎月5000円を払いながら、その実、2000円弱は利息分を返しているだけ。

金利が高いのでカード会社が儲かる
ということですから

「金利が高くても長期に少しずつ返したい」という意図のある人以外には
不要のシステムと思います。

予想はしていましたが

やはり
落とし穴にはまっている人が多いようです。

もうひとつ。
記事の最後に

>夫に打ち明けると、案の定激怒されました。家のことは私に任せてきた人なので、当然です。

とありましたが

>ずっと倹約して子供の進学資金を貯めてきたので、長らく自分のための買い物は封印してきました。

という奥さんに
いくら思慮が足りなかったとは言え
厳しすぎるでは

もっと言えば
奥さんの苦しさに気づけなかったことに
思い至ってほしいなあ


私は思いました。

詐欺の一歩手前のようなシステム
と感じるのです。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6251929

リボ払いの沼 毎月5000円のつもりが最後は多重債務状態に
8/26(土) 12:30配信 マネーポストweb


「リボ払い」の語源は、英語の「リボルビング」(グルグルと回ること)。その名の通り、一歩間違えるとその場を回り続け、一向にゴールに辿りつかない悪循環に陥る危険を孕んでいる。

「月々の支払いがこんなに安いのならって、安易に考えてしまったんです。今思えば、“あの支払い方法”を選んだ瞬間に、私の人生は破滅に向かったのだと思います」

 神妙な表情で話すのは、都内在住のパート主婦・Aさん(42才)。建築会社勤務の夫(45才)と高校生の一人息子と暮らす彼女は、家計を任される身ながら、自身のカード払いが原因で一家の財政を破綻させてしまった。

「途中から何を買った分の返済をしているのかさえわからなくなり、最後は多重債務状態に陥っていたんです」

 そう話すAさんを追い詰めたのは「リボ払い」だった。

20万円のバッグを毎月5000円のリボ払いで購入する場合
《お金に関して「もっと早く知っていたら……」と後悔したことはある?》──8月13日、インターネットサイト「マイナビニュース」が、こんなアンケートの結果を公表した。回答した885人のうち、56%が「ある」と回答。そのうち最も多かったのは、「リボ払いの仕組み」に関するものだった。

 充分な知識がないままリボ払いを選択した結果、「莫大な手数料を払い続けている」「利率が高すぎて大変な目にあった」といった声が多数寄せられたのだという。

 国民生活センターでも、リボ払いに関する相談が急増している。2006年は197件だったが、2016年には837件と、4倍以上に増えている。CMや広告などでよく耳にするリボ払いだが、実態はあまり知られていない。一体どんな支払い方法なのか。クレジットカード問題に詳しい消費生活評論家の岩田昭男氏が語る。

「簡単に言えば、買い物の金額にかかわらず、毎月の支払い額を一定にする仕組みです。一括払いではなく毎月少額ずつ払いたい、という客に向けたサービスです」

 例えば20万円の高級バッグを購入する際、毎月5000円のリボ払い(元利均等)で支払った場合、月々口座からは5000円のみ引き落とされる。だがこの場合、40か月で20万円分の支払いが終わるかというと、そうではない。

 リボ払いは、支払い残高に対して、年間平均15〜16%という利息が発生する。毎月5000円を払いながら、その実、2000円弱は利息分を返しているだけ。元金が一向に減らず、すべての支払いが終わるまでに58か月かかり、合計支払金額は28万7670円になる。

「さらに問題なのは、利用限度額まで何度でも買い物ができてしまうことです。例えばリボ払いの限度額が100万円に設定されている人の場合、20万円の買い物をした後でも残り80万円分の買い物ができる。新たな買い物をするたびに金利も増えていく。そのため、支払期間と総支払金額が雪だるま式に膨れあがっていくのです」(岩田氏)

ずっと前の買い物の支払いを延々と続けている
 冒頭のAさんが陥ったのもまさにこのケースだった。彼女は40才になったのを機に、冠婚葬祭用の礼服を一新することにした。

「20代の時に買ったものをお直しをして着ていたんですが、年齢的にもきちんとしたものを、と思ったのです。ただ、百貨店で一式を揃えたら、予算の15万円を超えてしまって…」(Aさん)

 現金が足りず、かといってカードの一括払いの余裕もない。支払い方法を迷っていたその時、店員が勧めたのがリボ払いだった。

「毎月の支払い額を5000〜3万円まで自由に設定できると聞いて、“これなら”と思いました。5000円なら、私のパート代で充分に支払えますから」(Aさん)

 後日、送られてきたクレジットカードの明細を見ても、確かに引き落とし額は5000円。この数字を見た瞬間、Aさんの中で静かにスイッチが入った。

「ずっと倹約して子供の進学資金を貯めてきたので、長らく自分のための買い物は封印してきました。でも、月にこれだけの額でいいのなら、礼服に合わせる靴も買えるし、古びたバッグも新調できる。同窓会にも新しいワンピースで出席できる。そう思って、いろいろな物を買ってしまったんです」(Aさん)

 Aさんのカードの利用限度額は50万円。すぐにその枠を使いきった彼女は、別のクレジットカードを作り、リボ払いで買い物を続けた。

「結局、計4枚のカードを作り、2年間リボ払いを続けました。ある日、ふとカード明細を見ていると、ずっと前の買い物の支払いを延々と続けていることがわかって…。カード会社に電話したところ、私の返済残高が300万円以上になっていたんです」

 そこで初めてAさんは事の重大性に気づいた。このままだと、全額返済するまでに何十年もかかる。

「夫に打ち明けると、案の定激怒されました。家のことは私に任せてきた人なので、当然です。すぐにカード会社に連絡して支払い方法を変更し、一括で全額返済しました。息子のため、そして自分たちの将来のための蓄えは一切なくなりました」(Aさん)

※女性セブン2017年9月7日号

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する