このニュースは
完全に「上辺だけを取り繕っていて 本質を全て隠している」ニュースの1つです
この国のお上は
IRどーちゃらとの関連性で
「パチンコにも透明性を!!」
の美名の下で 完全に 日本の製造業を また1歩潰そうとしています
…
とだけ言っても わけわかめな人のほうが多いはずですので
概略を説明します
パチンコ台に使われている「釘」は
パチンコ台の上辺から見ても 誰も気が付きませんが
実は非常に多くの種類があります
釘の長さだけで考えても 30mmから36mmまで7種類
釘に使われている真鍮の硬さも 少なくとも8種類
パチンコ台の釘にはネジが刻まれているのですが
それも1回転から1.8回転まで5種類
7×8×5=340種類あります
従来のパチンコ台メーカーが持っている最大のノウハウは
この釘を どこにどれを使うか についてのノウハウです
だから 同じパチンコ屋の 同じ機種の 並びにある台でも
少しづつ玉のはね方が変わっていて
それで成り立っていたんです
…
でも この国のお上は
「そのノウハウをすべて捨てろ!!」
と命じています
お上曰く
パチンコ台の釘は 全部同じものにしたいそうです…
でも…
こんなことをしてしまうと
釘なんて 人件費が安い国で大量生産したらいいだけです
また この釘を作っているメーカーは 日本に3社ありますが
それぞれ この釘で培っているノウハウを応用して
ネジ ボルト 金属接点 自動車部品 電子部品 その他数限りないものを生産しています
これらの製品部品において この国が中国韓国に対して優位性を保てているのは
パチンコ台の釘で培っているノウハウがあるからです
…
もし この「ノウハウの集積」がなくなってしまったら
10年後には 日本の製造業の息の根が 1つ止まります
それでもお上は 釘を 釘で培っているノウハウを
捨ててしまおうとしています…
別の考え方もあります
まだ LANケーブルが
「それなに? 美味しいの?」
だった時代から
全てのパチンコ台の裏面には
「機器の点検用」と称してLANのジャックがあり
LANケーブルで接続できるようになっています
…
つまり この方法での出玉の調節には お上は何も言わないわけです
こんなプログラムは 普通バングラディッシュとかパキスタンで
1案件200円とかで作られているので
こんなものは産業集積にもノウハウにもなり得ません
…
ここらへんがわかってくると
この国のお上の異様さであり
それに妄信する 自称情報強者でありの 滑稽さが
だんだんわかってくるようになります
追記:
反論したい人は
まず最初に
日本で パチンコ台の釘を作っている会社3社を
どうか自らの手で 能動的に 調べてみてください
■パチンコ出玉、上限3分の2に 依存症対策、来年施行
(朝日新聞デジタル - 08月24日 19:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4732340
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