そりゃそーだろ

■奨学金返済、人生の重荷　子ども少なく結婚も遅れがち
(朝日新聞デジタル - 08月23日 07:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4729267

結婚や子供を育てるにはどんなにきれいごとを並べたところで金が要る。まして、自分が奨学金を取ってまで大学に行った人なら、子供にも大学をと思うだろうし、奨学金取らなくても自分の子供は大学にいけるようになんとか…と考えるだろう。

で、大卒だろうが大学院卒だろうが、それなりの稼ぎの仕事に就ける保証はないわけなので、結婚適齢期に奨学金返済を抱えながらでも結婚子育て大丈夫！って人以外は結婚ですら踏み切れなくなるわけで、そりゃー子育てなんて無理ってことになる罠。

子育ては男女どっちかが仕事の一線を退かんと、現状の日本の子育て環境じゃ厳しい。俺の同級生みたいに夫婦で外資系ってとこは、お手伝いさん雇って子供と悠々自適で暮らしてるけど、子供に手料理教えたり、アイロン教えたり、サバイバル技術を教えたりすることがなかなかできないと相談受けたりしたところを見ると、そういう生活にもかなり工夫が必要っぽい…。

国立大学の奨学金って、本来は貸与じゃなくて給付であるべきなんだけどなぁ。日本みたいに人材しか財産のない国で、教育偏重はしかるべき投資でしかないんだが、変にEU/USAミックスになってしまって悪いとこ取りになりつつある気がする。