グルメの部屋(566)竹葉亭 本店 （ちくようてい） 有名な作家が通った銀座の鯛茶漬けも有名な鰻屋
鰻・懐石料理<2017年夏・鰻の店��> <2017年度ミシュランビブグルマン東京(30)>
住所：東京都中央区銀座8-14-7 03-3542-0789
(評価)☆☆☆☆
(＊評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない）
＊評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
今回の鰻食べ歩きの店は以前から行きたかった竹葉亭 本店 （ちくようてい）です。コースでお願いすると歴史を感じさせてくれる個室座敷が予約できるしいうので高かったが7,500円のコースをお願いしました。場所は新橋から汐留方面に歩いて約10分の路地裏にある、ミシュラン東京2017ビブグルマン獲得の鰻の老舗です。周りはかっての新橋芸者で栄えた料亭が立ち並ぶ銀座でも趣のある地区です。この店創業は、江戸末期で刀預かり所であったとこが鰻の店になったということらしい。現在全国で8店舗あるそうです。入口に中居さんが待機していて個室は数奇屋風の外観の建物に入り中庭を通って畳の個室部屋に通されます。畳にテーブル席がセットされていました。コースは
・先付け・お刺身盛合せ・鯛のお吸い物・蒲焼・御飯・香の物・果物/梨です。
この店は鰻の他に鯛茶漬けが有名で、刺身も鯛の吸い物もクオリティがかなり高かったです。そして鰻の蒲焼が登場。香りを楽しんだ後に、程よいお出汁のお汁をひと口啜って、ひと口サイズに切り分けた鰻とご飯を頂きます。皮目はパリッ、身はふくよか。鰻の旨味がじんわり染みだし、ふた噛み、三噛み、目を瞑りしっかり味わいます。ご飯はしっかりと立って硬すぎず、甘さ辛さも程よいタレが行き渡り…これは美味しいです。鰻に軽くタレをかけ、山椒を散らして食べてみると…柔らかい、箸で切ると身が崩れそうだ、口に含むと炭の良い香り、甘みの少ない醤油っぽい味でこれが柔らかい身に見事にあっています。食後は、ほうじ茶と水菓子は「梨」でしたが大き目でとても甘くて美味しかったです。結局ビールを頂いてひとり一万円弱でしたがとても満足の食事でした。雰囲気といいラインナップといいさすがミシュランの店でした。
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