グルメの部屋(564)エスキス （ESqUISSE） シェフ・ソムリエ・パティシエのエキスパートが結集した新時代のフレンチの店
モダンフレンチ <2017年度ミシュラン東京☆☆>
住所: 東京都中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座 9Ｆ 03-5537-5580
(評価)☆☆☆☆1/2☆
(＊評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない）
＊評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
猛暑の盛りで仕事も午前で切り上げて、ゆっくりシャンパンとフレンチを味わうこととなり久しぶりにミシュラン☆☆の代表的レストランを訪問しました。タテルヨシノ時代からお世話になっている支配人の若林さんの薦めるワインも楽しみに訪問しました。この店の特徴はエグゼクティブシェフのリオネルさん、シェフ・パティシエの成田さん、支配人の若林さんの凄腕揃いの作り出すハーモニーが他の店では味わえないクオリティを作り出しています。場所は銀座5丁目の並木通りに面したビルの9階という、まさに銀座のど真ん中。東側に面して夏の日差しが眩いが、店内は静謐で清々しさに溢れています。景色はビル群の中なので決して眺望が良いとは言えないが、店内は満員にもかかわらず避暑地に来た雰囲気です。今回は11,000円のコースをお願いしました。内容は「グラスシャンパン・前菜3種・魚料理・肉料理・プレデセール・グランデセール・コーヒー・小菓子・ミネラルウォーター・」。
料理は一品ごとに手の込んだ品々で調理法が凝っていて普通のフレンチでは味わえないクオリティを味わえます。まずはトリシャンしてスタート。
前菜� 峪淨Δ離屮薀鵐泪鵐献Г肇譽皀鵐燹璽后廖Д轡腑奪肇哀薀垢能个気譟▲譽皀鵑里気錣笋�さが舌に優しいです。
前菜�◆屮札潺疋薀ぅ肇泪箸寮峪臍品颪漾．侫譽奪轡絅繊璽困離宗璽后廖Ш�エビと黒胡麻がふられている。
前菜��「ホタテのグリエとジロール茸 冬トリュフ」：かなりの大きさの帆立とフランス産ジロール茸を合わせ、上にはオーストラリアで今が旬だという冬トリュフの細切りが散らされている。これが素晴らしく美味しかったです。
魚料理「いさきのポワレ」：皮目がパリッと焼かれて、穏やかなソースとの相性が良い。
肉料理は「熊本の赤牛のロースト 赤ワインソース」：肉汁たっぷりのロースの部分で、火通りが絶妙で旨味が口いっぱいに広がる。
ワインは若林さんにお任せして、白と赤ワインをお願いしました。グラスは3,000円でしたがレベルの高いワインしか出てきません。パンも素晴らしく美味しく気が付いたら5個も食べてしまいました。食後のお楽しみのデセールは2種。プレデセールは「チェリーのコンフィチュール」と成田氏渾身の一皿でなにが入っているか忘れましたが、それぞれ綺麗に更に配置されたフルーツとアイスを食べるときに混ぜ合わせるユニークな食べ方ですがこれが衝撃的に美味しい食べ物に変化するので脅威です。このような食べ方があるのだと新鮮な体験でした。食後はコーヒーとカヌレなど3種のプチフールが出てきます。 随所に和の食材や手法を取り入れながら、王道のフレンチの手法は貫かれており、味サービスの面で大満足。雰囲気は銀座特有の豪華さは無いが、堅苦しくないカジュアル感も好ましい。 接客スタッフの応対振りは、さすがにミシュラン2つ星に相応しいものと思いました。CPもこれだけ素晴らしい料理を味わってひとり16,000円はランチとはいえ素晴らしいでした。実に気持ちの良いひと時を過ごすことが出来た。
ご馳走様でした。
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