mixiユーザー(id:16802230)

2017年08月16日02:14

67 view

発達障害のコミュニケーション難 前頭葉で神経活動低下 京都大チームが突き止める

アスペルガー症候群などの発達障害のために、相手の表情を読み取りながらコミュニケーションをとることが難しい人は、右脳側の「前頭葉」で一部の神経活動が低下している可能性が高いことを、京都大の佐藤弥(わたる)特定准教授(神経科学)らのチームが世界で初めて突き止め17日、発表した。
発達障害で対人コミュニケーションを苦手とする人の脳のメカニズムは分かっていなかったが、表情によるコミュニケーション能力を改善する治療法の開発につながると期待される。成果は英医学誌電子版に掲載された。
研究チームは、アスペルガー症候群などがある12人と、そうでない13人に表情を映した動画を見せ脳活動の変化を計測。
自分と他人の行動を結び付けて理解するために働く、神経細胞「ミラーニューロン」があるとされる前頭葉の一部「下前頭回」の活動を調べた。
その結果、発達障害がある人の脳内では、右脳側の下前頭回の活動が低くなっている割合が高いことが判明。他人の表情の分析にかかわる脳の別の部位と、下前頭回の結合が弱くなっていることも確かめられたという。
佐藤特定准教授は「ミラーニューロンがうまく働いておらず、他人と共感するなどの感情を持つことが難しいのでは」と話している。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年08月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031