関東大手私鉄古参電車探訪

夏休み最終日、久しぶりに鉄分補給ということでJRの都区内パスを購入して、関東大手私鉄のオールドタイマーをレンズに納めに出かけました。スマホとスマホ充電器が全装備です（笑）
8時くらいに出発してまずは東急蒲田駅へ…
噂には聞いていましたが、まさしくミニ(旧)東急渋谷駅な風情です。



多摩川線、目黒線には7000系を更新した7700系が現役なのですが、車齢はなんと55年！自分と同い年の電車です。前面に赤帯が入っている以外は昔と印象は変わりません。自分的にも大好きな系列です。7000系は子供の頃は東横線の急行でおなじみでしたし、高校生時代は横浜〜妙蓮寺間で通学利用していました。




リバイバル塗装車の1000系もやってきました、かつてのデハ3450形を意識したカラーリングで車内もレトロ調なんだとか… 向こう側は歌舞伎塗装の7700系です。


蒲田から横浜へ移動して相鉄7000系と京急800形を狙います、ここの撮影ポイントは昔から変わらず、相鉄は平沼橋手前の陸橋上から狙います。 こちらは新7000系


そして7000系、最後の「相鉄顔」です。


京急はいつもの京浜東北線ホームからのS字カーブは800形がやって来たタイミングで邪魔が入って(E233系)断念！ 平沼方面から良い場所を見つけてパチリ！



神奈川県を後にして新宿経由で国分寺へ向かいます、多摩湖線と国分寺線でそれぞれ新101系と2000系を狙います。多摩湖線は新101系が主力なのですが、新塗装の白いボディーがメインです、が… 塗り損ねにも見える微妙な塗色が残念…。少し待ってやって来た新101系も白塗装で、諦めて帰ろうとしたところ、やって来ました黄色い電車！



そしてこちらは国分寺線の2000系、やっぱり西武は黄色じゃなくっちや！ 2000系引退後は無くなってしまうのは残念至極。


次は京王の番ですが、新宿へ戻ると地下線なので吉祥寺で降りて井の頭線で明大前へ行き、そのままホームで7000系をゲット！


東急7700系や東武8000系のように1960年代の車両を残している鉄道会社もある一方、京王は1972年デビューの6000系を既に鬼籍に入れています、小田急の9000形も同じく1972年デビューで全廃です、この辺り鉄道会社によっての考え方に違いがあって興味深いものがあります。その小田急8000形、通学利用していた大学生時代にお世話になりました、5000形(5200形)も9000形も好きだったなー この8000形でクリームに青帯の小田急はお終いです、どーも銀色にボンヤリとした青帯のカラーリングは馴染めない・・・


新宿から日暮里に移動して京成線の3500形を撮影しようとしたのですが、日暮里周辺は高い高架線で角度が強く狙えません… 仕方なく三河島駅まで歩いて北千住経由で綾瀬に移り、東京メトロの最古参、6000系を待ちました……が、待てど暮らせど6000系は来ません、16000系ばっかりです… まだ健在ではあるようですが、運用は少ないと思われます、既に小田急線内の運用は終了しているなんて、今日になって知りました。

日が暮れそうなので6000系は諦めて北千住に戻り、東武線を走行する東急8500系を納めます、なかなかやって来ませんでしたが何とかゲット！ ヘッドライトが点灯してます、そろそろ夜が近い！


牛田へ歩いて移動して荒川橋梁手前の位置で京成の古参電車8500形を待ちます、かなり光量が落ちていますのでスピードが早いとブレてしまいます、この写真もちょっと甘し！ でもこの位置では去年撮影済みですので良しとしましょう


牛田からは東武線で曳舟に向かいます、曳舟で亀戸線の東武8000系を撮るのですが、リバイバル風塗装車だったのが残念… どうせなら朱色とクリームのオリジナル塗装だったら嬉しいのにな… 一本待ってみましたがこれもリバイバル塗装、この2編成以外にもダークグリーンに白帯の8000系も亀戸線の運用についているらしいです。オレンジに黄帯はかつての標準色だったそうですが、後の2パターンは当時の塗装試験車なんだとか… そこまでやるのか！って感じです（笑）



凹んでいたら東京メトロ半蔵門線の8000系がやってきました、撮りそこなった6000系よりは新しいですが、それでも1981年デビューの車両で充分にオールドタイマーです。この旧営団地下鉄6000系、7000系、8000系と連なるデザインは未来的で今でも斬新、6000系のデビュー年は1968年！ なんと先進的なデザインだったのでしょうか！


駆け足で廻ったので、サクッとした撮影に終始しましたが、何とか時間を作って再訪したいのが東京メトロ6000系と東急8500系、蒲田の東急多摩川線、目黒線ももっとジックリと訪問したいなと思います。蒲田は餃子も気になるところですし（笑）