＜結婚詐欺師から宇宙的無意識へ＞には、内宇宙と外宇宙の図地逆転が重ねられて、

星空に図地逆転された無意識の内宇宙はあくまで天動説的宇宙観の位相にある。
天動説的宇宙観が地動説的宇宙観によってとって代わられ、無意識の内宇宙がさらに
意識の外宇宙に図地逆転される。



大宮信光の日記
「もし星々が千年に一夜のみ輝くなら、人々はいかにして神の都の存在を信じ、後世に語り継ぐ事が出来ようか」を読み聞かせ＞アシモフ『夜来る』＜夜の星空にこそ、宇宙的無意識を感じたのではないか＞それが占星術？編集する2017年08月13日16:08



「ユングのいう集合無意識は、家族や社会や人類の歴史を逆行し、そし て生物の進化をもさかのぼり、遂には生命の起源にゆきつくものである。 その集合無意識のさらに下層に、物質や時空の起源にいたる宇宙的無意識とでもいいうるものがあつて、そこに潜む影ないしゆがみこそ、もっともも根源的な原罪ないし業であろう。真の他者である異星人との接触 によって、それを意識化してこそ、地球人類の文明は長寿と宇宙性を獲 できるのではあるまいか。と同時に、四人称とでも言うほかない何かが現われ出でて、生の根幹を脅かすことになるのかもしれない。

（「結婚詐欺師から宇宙的無意識へー観念の具象化テーマ」、拙著『ＳＦの冒険』ｐ５７）