「俺は昆虫が大好きなんだ！」それに尽きる。それで十分。

香川照之“カマキリ先生”再出動でまたもネット騒然「香川さんがただの少年」「捜査一課長の昆虫愛が強すぎ」＜昆虫すごいぜ！＞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=4714184
最後の10分くらいでしたが、やっと噂のNHK教育テレビ（Eテレ）の「昆虫すごいぜ！」を見ることができました。あの香川照之、またの名を九代目市川中車が、着ぐるみをまとって昆虫の魅力とその世界を、まさに“身体を張って”伝えている。その情熱とわかりやすさが、「昆虫は生きるヒントがたくさん詰まった人生の教科書」と語るこの人ならでは、という印象でしたね。
絶滅危惧状態にあるといわれるタガメに会いたいと「タガメ捜査一課」を設置し、全国から寄せられた情報を手がかりにタガメ捜査に乗り出し、途中で道草を食いながら「タガメちゃーん」と呼び、必死に探し回ってなかなか発見できずにいたが、ついに目の前にタガメが出現。しかしその姿につい見惚れ、一度は捕獲を忘れてしまうるという失態を犯しながら、見事タガメ捕獲に成功したと言うストーリーだったようですが、道草を食うところは見られなかったものの、タガメについて「タガメ先生」にふさわしい俳優を自身の視点で「一番の適役は三船敏郎さん。生存されてる俳優ではラッセル・クロウなんかどうでしょうね！」と熱く語り、「20億くらいかかるけど、NHKの国家予算並の予算の中からオファーをしていただいて」とまで語っていたあたりから見ることができました。執念が実って、タガメを捕獲したところは見ることができましたね。
12歳の少年になった気分で臨んだそうですが、見ていて、真に「昆虫が好き！」でなければこれはできないなと感じましたね。どちらかと言えば昆虫が苦手な私には到底できないと思いましたが、その昆虫の生態への理解、そして、絶滅の危機に瀕している種をどのように守っていくべきかなど、様々問題を提起してもいるところが、やはりこの番組の凄さだと思います。