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昨日からの続き。
テクモ・アーケードゲーム・クロニクル
初期の頃からのサントラCD集ではあるんだけど、映像DVDも2枚もついている。
一つは、スーパープレイ集。
音楽ボックスの映像ということもあり、語りは全く入っていない。
所謂実況プレイや解説プレイではないし、文字による解説も最小限。
未発売ゲーム「Au」の実機プレイ動画+「アルゴスの戦士」のスーパープレイ。
そして「スターフォース」のスーパープレイ。
「スターフォース」はハドソンのゲームじゃないことはもちろん知っていたけれど、音楽が増子司だったことは知らなかった。
女神転生シリーズで有名なゲームミュージックの人。
もともと、テクモのサウンドの人だったんだ。
…ってことで、もう一枚の映像DVDは、サウンド担当者たちの座談会。
スーパープレイのおまけに入っているわけじゃなく、一枚丸々座談会。
折角の映像コンテンツということで、モニター設置でゲーム画面とともに、ここの音楽は云々といった、テレビ番組的仕様ではなく、座談会シーンを延々映していったスタイル。
ゲーム好きな人には、嬉しい仕様かもしれないが、ゲームにそれほど興味ない層には厳しい感じ。まぁこんな値段のボックスゲーマーしか買わんだろうけどね。
良くも悪くも、基本無修正。
会社の飲み会で、先輩社員の口上を聞くかの如くな暴言交じりの愚痴さえ、完全収録は、ゲーム好きな人には、嬉しい仕様かもしれないが、ゲー・・・以下省略。
「ときメモ」で有名な、メタルユーキもテクモサウンドの要の人だったんだ。
本当にね、今の完全若い世代が、ゲーム音楽業界の凄い人の話が聞ける!ってワクワクしてみたら、ビックリするかもしれない。
あ。ゲーム音楽って、普通の音楽と全然別物なんだって、まぁ正確には、別物だったんだかもしれんけど・・・分かる感じ。
特段階説がないので、あれなんだけど、たぶんこんな感じ。
今日から君は音楽担当だ!って案内された部署。
当然、部屋には鍵盤やギターがあるものと思って入室すると、部屋には柄杓と輪ゴムがあった感覚。
コンピュータで音を鳴らす。
その部分から作らなくちゃならないのよね。
この周波数をこんな感じにこうこうしたら、こんな音が鳴ったから、この音とこの音を並べて曲にして・・・。
だから感覚としては、ひしゃくのこのあたりをこの角度でこの力加減でたたくとこの音が出る・・・輪ゴムをこの長さまで伸ばしてはじくとこの音が出る・・・みたいな感じだと思ったんだけど、解釈間違っているかな。
そんな感じで、企画と音楽で協力したり喧嘩したりしながら作り上げられていった様子が、かなり生々しく語られる。
これを目当ての一つに含めるのも、アリだと思う。
作曲の苦労とかの話より、音を出すことそのものに対する苦労話が聞けるのは貴重。
かなり、専門的な用語が解説無しで、ポンポン飛び出るので、素人には「だろう解釈」になっちゃう部分も多いけれど、まぁこれはこれで楽しめた。
・・・ってか、折角映像なんだから、文字解説を画面にボンボン組み入れていってもよかったと思うんだけどね。
「テクモ・アーケードゲーム・クロニクル」中古がなかったので、新品買っちゃったんだけど、これちゃんと発売当時に予約して買うと、更に+1枚特典があったらしい。
ボンジャックのスーパープレイ。
某課長の映画じゃないやつだとは思うけど。
これ、逆にずーっ待って、中古に流れてくれば手に入ることもあるのかな。
そこまで待つのもアレかな。
あ。スプーンおばさんのエピソードも入ってたな。
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