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2017年08月09日07:10

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マクロ関連(各種指数、安倍以前から、名目賃金・他

 26日読売・朝日。厚労相の諮問機関、中央最低賃金審議会の小委は、最低賃金を全国平均で25円上げ、平均848円とする目安を纏めた。昨年と、率にすると同じ3%。

→ もう上がったと勘違いして安倍ちゃんを褒め称えていた人をツイッターで見かけたけど、まだです。諮問機関の提示した目安。

 しかも、別に安倍ちゃんのおかげじゃありません。以前から(民主党政権期も)ジワジワ上げている、その一環。
   http://tabibitojin.com/office_salary_lowest/
急に上げると中小企業などが困るし、機械化が急速に進んだりして雇用が失われかねないから、少しずつ、少しずつ上げられている。





 2日読売・毎日。国立社会保障・人口問題研究所は、2015年度の社会保障給付費(年金+医療+介護・福祉などの、国民自己負担以外。国や自治体が支払った額)が前年度比+2.4%増の114.9兆円と、過去最高だったと発表した。

→ 日本の予算が逼迫し、新たなことをする自由度が小さい理由。





 4日東京・毎日。今春卒業の大卒就職率(5/1現在)は76.1%(前年比+1.4ポイント)。7年連続で上昇。

→ 要するにリーマンショックの翌年以降、民主党政権下も含め、ずっと上昇している。





 5日読売・産経。GPIFの発表によると、年金運用(4〜6月期)は5.1兆円の黒字だった。黒字は4四半期連続。

→ いつも、つまり赤字だったときから書いいてるけど、短期的な損得で一喜一憂すべきでない。長期的(数年単位で)に見るべき。

 それに、安倍ちゃんは国債が暴落するような事態になっても国債金利を上げずに放置する気がする。その場合、GPIFの投資が国債に偏っていては年金財政が大ダメージを受ける。なのでリスク分散として、GPIFの投資先の株式シフトには一理ある。

 まぁ株価買い支えという側面も強く、官製相場が市場を歪めているデメリットもあるんだけどね。





 5日読売夕刊。実質賃金が3ヶ月ぶりの減少、前年同月比−0.8%。名目賃金も−0.4%なのに加え、物価が0.5%上昇したため。名目賃金の減少は、賞与などが−1.5%なことが響いた。

→ 賞与が減ったのは、短期的な企業利益に黄色信号が点ったのか、それとも賞与の無い非正規の比率のせい?





 8日読売。内閣府発表6月の景気動向指数(CI。2010年を100とする)速報値。景気の現状を表す「一致指数」が、前月より1.4ポイント増え、117.2に。指数上昇は2ヶ月ぶり。消費税率引き上げ直前で駆け込み需要があった14年3月以来の高水準。生産や雇用が好調。

→ 良くはなっているんでしょうけど、いくらなんでも、あの駆け込み需要期より景気が良い気がしない。他の指数を見ても、そこまで景気は良くないよね。なので、これはやや不思議な指数。




<追記>
 8日毎日夕刊。人事院は、4年連続で国家公務員給与を引き上げることを勧告した。0.15%。4年連続は52年ぶり。

→ 民間給与がさほど上がっていないので、公務員給与もこの程度しか上がらない。




<追記>
 8日読売夕刊。上半期の経常収支は2007年のリーマン前以来、10年ぶりの高水準。上半期の旅行収支は過去最高の黒字に。

→ 円安を生かして旅行収支が伸びてきた。日本が安売りされているからね。
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