ハンブルクバレエの、2018年2月の来日公演のキャストが、早くも発表になりました。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-2018.html
注釈として
※上記は、ダンサーの病気・怪我のほかに、ジョン・ノイマイヤーの芸術的な判断やカンパニーの都合等で、今後、変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
とあるものの、怪我や病気以外では主役のところは動かないのでは。しかも、バレエ団を近くで見てきたものとしては、かなり妥当性の高い配役なので、ガラっと変わることはないと思われます。
以下、8/8現在のNBSのサイトから転載。
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■日程・演目・出演者
「椿姫」 プロローグ付全3幕
アレクサンドル・デュマ・フィスの小説に基づく
音楽:フレデリック・ショパン 振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年) 美術・装置:ユルゲン・ローゼ
2月2日(金)18:30
(マルグリット)アリーナ・コジョカル (アルマン)アレクサンドル・トルーシュ
(マノン)シルヴィア・アッツォーニ (デ・グリュー)アレクサンドル・リアブコ
(デュヴァル氏)カーステン・ユング (プリュダンス)菅井円加
(ガストン)カレン・アザチャン (オランピア)フロレンシア・チネラート
2月3日(土)14:00
(マルグリット)アンナ・ラウデール (アルマン)エドウィン・レヴァツォフ
(マノン)カロリーナ・アグエロ (デ・グリュー)クリストファー・エヴァンズ
(デュヴァル氏)イヴァン・ウルバン (プリュダンス)パトリシア・フリッツァ
(ガストン)マティアス・オベリン (オランピア)シュー・リン
2月4日(日)14:00
(マルグリット)エレーヌ・ブシェ (アルマン)クリストファー・エヴァンズ
(マノン)有井舞耀 (デ・グリュー)カレン・アザチャン
(デュヴァル氏)ダリオ・フランコーニ (プリュダンス)レスリー・ヘイルマン
(ガストン)ヤコポ・ベルーシ (オランピア)エミリー・マゾン
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ガラ公演 〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉 2部構成
「キャンディード序曲」「アイ・ガット・リズム」「くるみ割り人形」「ヴェニスに死す」「ペール・ギュント」「マタイ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」「ニジンスキー」「ハムレット」「椿姫」「作品100─モーリスのために」「マーラー交響曲第3番」より
音楽:バーンスタイン、ガーシュウィン、チャイコフスキー、バッハ、ワーグナー、シュニトケ、ショスタコーヴィチ、ティペット、ショパン、サイモンとガーファンクル、マーラー
振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー
2月7日(水)19:00 カンパニー総出演
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「ニジンスキー」 全2幕
音楽:フレデリック・ショパン、ロベルト・シューマン、ニコライ・リムスキー・コルサコフ、ドミトリー・ショスタコーヴィッチ
振付・舞台装置・衣裳:ジョン・ノイマイヤー
2月10日(土)14:00
(ニジンスキー)アレクサンドル・リアブコ (ディアギレフ)イヴァン・ウルバン (ロモラ)エレーヌ・ブシェ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)パトリシア・フリッツァ (スタニスラフ・ニジンスキー)アレイズ・マルティネス
(タマラ・カルサーヴィナ)シルヴィア・アッツォーニ (レオニード・マシーン)ヤコポ・ベルーシ
【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)アレクサンドル・トルーシュ (『ばらの精』)アレクサンドル・トルーシュ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)カレン・アザチャン (『遊戯』の青年)ヤコポ・ベルーシ (『牧神の午後』の牧神)カレン・アザチャン
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ
2月11日(日)14:00
(ニジンスキー)アレクサンドル・トルーシュ (ディアギレフ)カーステン・ユング (ロモラ)カロリーナ・アグエロ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)レスリー・ヘイルマン (スタニスラフ・ニジンスキー)コンスタンティン・ツェリコフ
(タマラ・カルサーヴィナ)シュー・リン (レオニード・マシーン)リロイ・ブーン
【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)クリストファー・エヴァンズ (『ばらの精』)クリストファー・エヴァンズ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)マルク・フベーテ (『遊戯』の青年)リロイ・ブーン (『牧神の午後』の牧神)マルク・フベーテ
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ
2月12日(月・祝)14:00
(ニジンスキー)アレクサンドル・リアブコ (ディアギレフ)イヴァン・ウルバン (ロモラ)エレーヌ・ブシェ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)パトリシア・フリッツァ (スタニスラフ・ニジンスキー)アレイズ・マルティネス
(タマラ・カルサーヴィナ)シルヴィア・アッツォーニ (レオニード・マシーン)ヤコポ・ベルーシ
【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)アレクサンドル・トルーシュ (『ばらの精』)アレクサンドル・トルーシュ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)カレン・アザチャン (『遊戯』の青年)ヤコポ・ベルーシ (『牧神の午後』の牧神)カレン・アザチャン
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ
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椿姫は、3キャスト。コジョカルもエレーヌも、本当に予定通り出てくれたら産休からの復帰後初めての大役になりそう。トルシュ、クリス(エヴァンス)は、全幕のアルマンは初役のはずです。コジョカル&トルシュの日は、脇が豪華ですね。マノンとデグリューにリアブコ夫妻、プリュダンスに円加ちゃん、そしてガストにカレン!でも主役の2人で、一番正統派な感じがするのは最終日のエレーヌ&クリス、かな。クリスはとても伸びやかな踊りと真っ直ぐな気持ちの伝わってくる若手プリンシパル、私のオススメです。この二人の日はマノン&デグリューが、有井さんとカレン、そしてオランピアに憑依系のエミリー。これもいいわあ。
ノイマイヤーの世界はカンパニー総出演となってますから、コジョカルの出演は決定していないのかも。(前回は、カンパニー&コジョカル出演、となっていました)
ニジンスキーは、サーシャ・リアブコが初日と楽!しかもこのファーストキャスト、ディアギレフにイヴァン、ロモラにエレーヌ、金の奴隷&牧神にカレン、カルサヴィナにシルヴィア、ペトルーシュカにロイド、とこれ以上望めないほどの最高のキャストです。中日のトルシュの日は、クリスの薔薇の精が楽しみ♪
キャスト、かなり日本向けに考えられてるなって感じで嬉しい!
オススメダンサーを紹介していこうと思っていたのですが、チケット発売開始日に間に合わないかも・・・。まあ、オススメキャストは大体ここに書いた感じですけど。
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