堺市公式HP内の「堺動画チャンネル」というところで、「心優しき仁徳天皇の物語」という動画が公開されています。
http://videochannel.city.sakai.lg.jp/ch2/hajimariya_sakai/hajimariya_02.html
動画内のセリフとナレーションをテキスト起しした台本ページもあります。
http://videochannel.city.sakai.lg.jp/ch2/hajimariya_sakai/hajimariya_02_text.html
YouTube版もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=LWdKJjyotjc
仁徳天皇陵を“仁徳天皇陵古墳”と呼ぶなど、あくまでも単なる「古墳」扱いなのは良くありませんが、仁徳天皇の「民のカマド」の逸話を紹介し、普段はほとんど取り上げられず、まるで存在しないかの如く扱われている、大仙公園内の仁徳天皇御製碑と、御陵周回路の磐之媛皇后御歌碑を紹介するなど、全体的にはなかなか良い内容の動画です。世界遺産云々に一切言及してないところもいい。
これまで堺市は、いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録を目指すなかで、仁徳天皇の御事績を紹介するような広報をほぼ行ってきませんでした。堺市博物館の各種アトラクションや、市役所高層館展望ロビーの展示スペースといった場でも、「“古墳時代の巨大王墓”として世界遺産登録を目指す」、という姿勢を貫いています。
しかし、我々を含めた有志からの「聖帝仁徳天皇の御陵であることをないがしろにするな」との声がやまないことから、少しはそれに応える気になったのかも知れません。
ただこの動画は、いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録運動とは一切関連付けられていません。動画の中に「百舌鳥古墳群」という言葉は出て来ますが、「百舌鳥・古市古墳群」という言葉は出てきません。上で「世界遺産云々に一切言及してないところもいい」と書きましたが、それは仁徳天皇の御事績と「古墳」の世界遺産登録運動は峻別されている、ということであり、世界遺産に登録するのはあくまでも“古墳時代の巨大王墓”なのであって、仁徳天皇の御陵としてではない、という姿勢の表れなのでしょう。
ここに、聖帝仁徳天皇の御陵たる仁徳天皇陵の現実と、それを無視して単なる“古墳時代の巨大王墓”として世界遺産登録を目指して来たこととの隠蔽し難い矛盾が見て取れるのです。
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さて、堺市博物館のシアターでは、退屈な「古墳」紹介動画を随時上映しているのですが、「今やってる睡魔に襲われる動画のかわりに、市のHPにある『心優しき仁徳天皇の物語』を上映して下さい!」と意見してみると面白いかも知れません。
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