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2017年08月07日23:59

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わけはって、ダム建設でせう。

大鐵井川線のアプト区間についての記事がありました。国内で唯一のアプト式鉄道になったわけは、との見出しですが、これは謎なぞにするまでもなく、長島ダムの建設による線路付け替えのためですね。
ついでに言うとかつての信越本線横川〜軽井沢間の碓氷峠越え区間を含めれば国内で唯一というのは若干語弊があります。

■大井川鐡道井川線が国内で唯一のアプト式鉄道になったわけは?
(THE PAGE - 08月07日 13:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4706046

(以下引用)

 国内で唯一、アプト式機関車が走る大井川鐡道井川線(千頭ー井川駅、25.5キロ)。南アルプスあぷとラインの名称で親しまれ、訪れた人は渓谷を縫って走るマッチ箱のような赤いミニ列車に魅了される。しかし、そもそも同線がアプト式鉄道となったのはどういう理由からなのだろうか? 夏休みで賑わう大井川鐡道井川線を取材した。

 レールの真ん中に歯車を敷き、アプト式機関車の床下の歯車とかみ合わせて走るアプト式鉄道として知られる大井川鐡道井川線。アプト式機関車がけん引するのはアプトいちしろ駅と長島ダム駅間の約1.5キロの区間。千頭駅を出発した井川線の赤いミニ列車は、いくつかの駅を過ぎてアプトいちしろ駅に至ると、同駅でアプト式機関車と連結する。

 連結の際は、多くの乗客がホームに降りてその様子を撮影するので、ちょっとした撮影会のようだ。赤いミニ列車は連結されたアプト式機関車に押されながら約1.5キロの急勾配を登り、長島ダム駅に至り、同駅でアプト式機関車は役割を終えて切り離される。

 アプトいちしろ駅のホーム横に、小さなトンネルの入り口があった。井川線がアプト式になったのは1990(平成2)年10月から。トンネルは、アプト式になる以前に井川線が通っていた旧線時代に使われていたもの。千頭から井川に至る井川線が開通したのは1954(昭和29)年。開通してから1990年10月までアプト式は採用されていなかったのだ。

 井川線旧線を伝えるトンネルは約370メートルあり、今は遊歩道のコースの一部になっている。照明はなくトンネル内は真っ暗なのでトンネルの中を行くのには少々勇気がいる。しかも、コウモリが棲息しているらしい。トンネル内は真夏でもかなりヒンヤリしており、天井は岩石がむき出しとなっているところが多く、時折、水滴も落ちてくる。若干、洞窟探検のようなスリリングさがある。

 トンネルを抜けるとキャンプ場が広がり、キャンプ場の前面には長島ダム、そして、その向こうにアプト式機関車に押されて急勾配を登る現在の井川線が見えた。キャンプ場は地元の本川根町が運営するアプトいちしろキャンプ場だ。

 同キャンプ場管理運営組合長の西井戸寛二さんによると、この日、キャンプ場では夜を徹しての音楽祭が催されたとのことで、疲れ果てて木陰などで寝込んでいる人の姿も。「キャンプ場に車を置いて、鉄道を使っていろいろなところを見て楽しんでもらいたいですね。井川線の魅力を満喫してもらいたい」と西井戸さん。

 西井戸さんによると、井川線は井川ダムを建設する際の資材運搬などのためにつくられた鉄道。かつては、現在、遊歩道の一部になっているトンネルを通るルートに線路が敷かれていたが、井川ダムが作られた後、長島ダムが新たに作られることになり、線路を長島ダムの上を通すため急勾配の線路に列車を走らせることになった。その結果、アプト式が導入されたという。新たなダム建設がアプト式鉄道を生み、そして今、地域の観光資源となっているのだ。

 遊歩道はキャンプ場を通り、長島ダム湖の素晴らしい景観をのぞみつつ長島ダム駅へと至る。愛知県から家族で訪れたという男性は「7歳の子供が大井川鐡道に乗りたいというので来ました。自分はダムが見たかったので、井川ダムを見て、長島ダムを見にきました。自然の中を走る井川線は、乗っていて感じる風も匂いも素晴らしくて、とても楽しかったですね。ぜひ、また来たいと思います」と話していた。

 大自然の懐を走る井川線だが、随所で地域の営みも垣間見せている。そのことが井川線をより魅力的な鉄道にしているのかもしれない。

(以上引用終わり)

それにしても、最近の井川線は末端区間に運休が多いのが気になります。今日も運休だそうです。

http://oigawa-railway.co.jp

>○井川線は、閑蔵駅−井川駅間で発生した落石の影響により、同区間で運転を見合わせており、復旧には時間がかかる見込み(運転再開は未定)です。このため、千頭駅−閑蔵駅間で折り返し運転を行っています。
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