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2017年08月04日00:22

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この世を食べ放題の会場と見たら

この世を食べ放題の会場と見たら。

前記事の鍋は中身をひっくり返された上に巨大箸でチャンバラが始まった為、ビュッフェ会場に場所を変えて引き続き食べ物の話です。

食べ放題の名の通り、料理は幾らでも提供されるのだから遠慮せずに食べれば良いのですが、どう言う訳か私達は何も食べず水だけで我慢するのが偉いと教育されて来ました。
シェフ自慢の世界三大料理も、せっかくの世界四大スープも景色では有りません。食べる為に用意されたにも関わらず、卓上に並ぶ色とりどりの料理を遠巻きに眺めるに留めるのが人間として立派な在り方だと主張し、周りにも強要します。
なので、さも当然の如く皿を持って料理を取りに行く人を、ここぞとばかりに糾弾します。
「あいつはロールキャベツを3つも持って行きやがった。許せん!」「こいつはフライドポテトを2皿も取りやがった、けしからん!」「こっちは水だけで我慢してるのに、あいつらは次々に料理を堪能している、卑怯だ!」と騒ぎます。
非常に迷惑ですが、本人は至って真面目です。
真剣に腹を空かして水だけで我慢して立派な人間になろうと頑張っていますが、これでは入口で支払った3千円が可哀想です。これでは3次元地球に転生した肉体が可哀想です。

料理は最初から全員分用意されているのだから、安心して食べれば良いのです。
幸せも豊かさも信頼も安全も容認も最初から全員分用意されているのだから、安心して手に入れれば良いのです。

「あいつは親にマンションを買って貰いやがった、許せん!」「こいつは宝くじが当選した、けしからん!」「脱サラして始めた店が繁盛してるだと?こっちは未だに苦しいのを我慢して毎日満員電車に詰め込まれて煩い上司にこき使われて取引先の嫌味な連中に頭を下げて辛さに耐えてサラリーマンを続けてるのに、何たる事だ!不公平だ!」と騒ぎます。
非常に迷惑ですが、本人は至って真面目です。

湯気の立ち昇るロールキャベツは鍋から溢れそうなほど入っているし、揚げ立てのフライドポテトは大皿に山盛りだし、ケチャップもマヨネーズも塩胡椒もレモン汁もサワークリームもドレッシングも掛け放題です。
何しろ、入口で3千円支払ったんだから当然です。

お金も家も居住環境も車も仕事も人間関係も健康も夢も趣味も旅行も、人生には天弧盛りで、オプションもサプライズもプレゼントも貰い放題です。
何しろ、3次元地球に転生したんだから当然です。

私達は3次元地球に転生した時点で、ビュッフェ会場にいる事を思い出すべきでした。わざわざ3次元地球を選択したのは、物質次元でしか肉体を通しての体験が出来ないからです。
高次元領域では決して味わえない体験をする為に転生したのです。
惑星地球でしか味わえない料理を食べる為に転生したのです。

凡ゆる料理は文字通り、凡ゆる体験を提供してくれます。

辛い料理、苦い料理、酸っぱい料理、しょっぱい料理、甘い料理、熱々料理、冷たい料理、常温料理、揚げ物、煮物、汁物、前菜、主食、デザート、ドリンク、、、凡ゆる料理が並んでいます。

苦しみ、辛さ、怒り、悲しみ、忍耐、我慢、貧乏、怪我、病気、老化、争い、諍い、人間関係トラブル、金銭問題、豊かさ、幸せ、親切、感謝、感動、喜び、楽しさ、嬉しさ、快適さ、心地よさ、、、凡ゆる体験が用意されています。

惑星地球と言う広大無辺な会場に、一生掛けても選び切れないほど沢山の料理が並んでいます。ビュッフェ会場に入った私達は、ただ選べば良かったのです。どの料理を食べるか、どの体験をするのかを、ただ選択すれば良かったのです。

敢えて嫌いな料理を取る必要など無かったのです。なぜなら料理は無限に提供されるので、好きな物を皿にいっぱい乗せても大丈夫だからです。誰も困らないのです。

素晴らしい料理に手を付けず、水だけで我慢するのは、シェフに対して失礼です。
好きな事を一切せず、嫌な体験ばかりを繰り返して我慢の人生を歩むのは、惑星地球に対して失礼です。

選択するにはまず、私達が既に選べる立場に在ったんだと知る事です。今までは知らされていませんでした。水だけで我慢しなくてはならないと思い込まされて来ました。
しかし今日からは違います。もう我慢も忍耐も苦労も貧乏も不要です。勿論、選んでも構いませんが、折角なら美味しい料理でお腹を満たしましょう。

思考は現実化するとは、先に思考した事柄が、後から現実化すると言う意味です。思考が先、現実は後です。
長年に渡り水だけで我慢しなくてはならないと思考していたので、料理を食べられない現実が追い掛けて来たに過ぎません。そんな思考はさっさと捨てましょう。満月も近いので思考の断捨離です。

断捨離が済んだら、改めて思考します。どの料理を選ぶのか。どんな体験を選択するのか。その際、自分は既に選べる立場に在るんだと言う事をしっかり自覚します。長年の癖で、貧乏思考やネガティブ思考に引っ張られない様にします。
最初のうちは、事有る毎にビュッフェ会場にいる事を自覚するのが良いでしょう。新しい思考習慣が身に付けば、やがて引き寄せ体質になって行きます。
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