その昔の遥かな恋心。
十数年恋い焦がれ、ひょんな事から廻って来たチャンス。
話はもう20数年前
やっと付き合う決心がつき
半年以上捜しまわり
やっと見付けた相手。
だが現実は厳しく
別れは唐突に訪れる。
たった1ヶ月。
おれも若く、もっともっと未熟だった。
GPz900R
「彼女」は俺の身代わりになり、おれは宙を舞った。
車体は縦にくの字に折れ曲がり
使える部品はエンジンとスイングアームのみ。
その時の写真が出てきた
道に横たわったニンジャを見た人達は
みな、これは多分助からない。と思ったそうだ。
昨日畳を入れ替えたらしく
色々整理してたら出てきたようだ
おそらく保険屋に提出する為のポラロイドだろう
当時はまだデジカメなど無かった。
数少ない「Ninja」の写真
なんだかな…すまない…と、思う。
だが、あの事故があったからこそ
そこで「運良く」生きていたこそ
今の自分がいる。
「腕」こそ大して上達していないが
あの事故以来のビビリが
経験として己の抑止力になっている。
そう、その経験で今まで生き延びているに過ぎない。
バイクは危険か?そう危険だ。
腕が良くて安全運転、が良いに決まっている。だがバイクというモノはなかなかそうはさせてくれない魔力を持つ。
だからバイクに乗るなら覚悟が必要だ
危険である自覚
それを以て、生き残らねばならぬ。
その先の素晴らしい世界の為に。
…でだ(゜Д゜)
今日はきな粉餅定食なんだが
それわ良いけどさ
がばい長か髪の毛も入っとったさ
この地味に危険なトラップを
生き残れ諸君。
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