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2017年08月01日22:49

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AKBINGOの平尾昌晃

最近、どうしても見てみたいと、古い映像を探して見てみたものがある。

一つは、AKBグループ第1回ドラフト会議。
惣田紗理奈が最後の最後にチームK�に選ばれた、あのイベント。

そして、もう一つは、AKBINGOのディバチャン(歌うま選手権)で、先日亡くなった平尾昌晃が審査委員長を務めているものだ。

まずは、ディバチャンのこと。
歌の審査員と言えば、我々の世代には、阿久悠とか、松田敏江とか、都倉俊一のように辛口で厳しい面々が思い出されるが、平尾昌晃は、この番組のテイストに合わせて、優しいコメントをしてくれていたように見えた。
まあ、歌謡界華やかなりし時代の本物オーディション番組と、AKBのバラエティ番組を比べてはいけないということだろうが。

私は音楽の専門的なところはわからないのであるが、平尾昌晃はカラオケ機械で点数が出るような歌唱よりも、心とか気持ちのようなことを大切に考えているようだとは思った。

第1回だったか、増田有華に対するコメントは象徴的だ。
増田が歌が上手いことは誰もが認めるし、高橋ジョージや平尾昌晃もひと通り褒めたあとに、平尾先生は次のようなことを言っている。
「でも上手いだけではソロの歌手にはなれない。曲が『優しいキスをして』なんだから、そういう気持ちにさせるような歌にしてほしい。完璧すぎて面白くないということも…」
自信満々に迫力の歌唱を終えて満足する増田に対して、鋭い指摘だった。

過去の映像を見ていて気がついたが、他の二人の審査員(キングレコードの湯浅と、高橋ジョージまたはデーモン小暮)と審査結果で票が割れることがあり、平尾昌晃は2対1の1のほうになることがよくあった。
湯浅、高橋のほうが一般人の感性に近かったように思えたが、大先生には凡人とは違う判断基準・尺度があったのかもしれない。

《写真は、最終的にチャンピオンになる古畑奈和ではなく、横山由依に1票入れる平尾昌晃先生》
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