ニノ主演『車椅子でボクは空を飛ぶ』感想

ハッキリ言うと・・
『DOOR　TO　DOOR』の方が感動したかな(;^_^A

これって24時間テレビ用の作品なんだよね？
『車椅子でボクは空を飛ぶ』
自分は基本あんま２４時間テレビ長々みる方じゃないんで(;´∀｀)
↑なんか障害者系の番組みると辛くなっちゃうから 見ないようにしてんだよね・・
ほら・・ドラマの最後が悲観的でしょ？
ハンデがあっても明るくみんなの事を思って懸命に生きてた子が
闘病の末に亡くなったりさぁ？
そういう流れ　心が暗くなっちゃうから　やなの(>_<)

でもね　二ノ宮が主人公の奴は比較的　明るく最後終わるから？
大丈夫かなぁーって思って・・。

そんで今回　障害者をあつかったドラマの２作目を見てみたんだけどね
やっぱりテレビ局によってって言うか？監督・脚本家によって
ぜーんぜん　雰囲気が変わるものなんだねぇ・・・。

なんか　今回は説教臭くって　ちょっと途中から何が言いたいのか？分かんなくなってきちゃって・・。

ドラマ後半に心理カウンセラーの先生が
お前に会って欲しい人物がいるって行方不明なってた母親の薬師丸にご対面させんだけどさ？　二ノ宮が言ってる台詞が　てんで分かんなかった。
っつーか　脇でバタバタもがいてる薬師丸の行動も不自然・・。

どんなハンデ持ってようが息子は息子。
ダメな母親と自責して　息子に合わせる顔がないと自殺まで図ろうとしたならば。。
あの部屋で二人はもっと心をぶつけ合わないと。。絵的におかしいと思った。

距離をおいて
片や　母親役の薬師丸は もう言わないでとばかりに体をバタバタさせ
片や　息子役の二ノ宮は ボクの死んだ母親についてお話しますと・・妄想めいた？自分に酔った演技をしてる。。
そういうの見てたら　何が言いたいのか？作者の意図が分からなくなる。

あの場面は　もう少し見てる側に簡略的にふたりに演技させた方が
すっと後味が良かったと思う。

二ノ宮の゛はじめまして”　ってセリフがとても滑稽にみえちゃった。

あと上戸彩の自責シーンも演技が下手くそ過ぎて　感情入れなかった(-_-;)
思うんだけど　彼女は『エースをねらえ』と『アタックNO1』の実写版ドラマで終わっといた方が良かったように思う

なんかね
どういうドラマ見ても上戸彩にしか見えないんだもの(笑)
役作りしてねーっつか・・
可哀想だけど　あんまり女優向きではないのよね^^;

鈴木福くんの方が演技上手くみえたもん
二ノ宮と福くんだけでドラマつくりゃ〜良かったのよ・・最初っから＾＾

＊＊＊＊＊＊＊★

あと　あそこが笑ったー
自殺しに崖の上に行くシーン？
二ノ宮の後を　ズルズルズルズル・・何十人もの観光客が心配してくっついてくんだけど

あるおじいちゃんは
『海は生命の源。。見ていると頑張って生きようって気分になるね』と語りかけ
ある奥さんは 「ふるさと」だったかな？
急に童謡歌って二ノ宮を慰めようとするし
あ―いう場所に　こんだけ山登って観光客来ねーよ！って思うくらい・・
あのシーンはおかしかった。

今までプライドプライドで生きてきて人なんて信じねー　そう思ってた主人公が
はじめて自分の口で　人に助けを求めるイイシーンではあるんだけど。。
ちょーっと　あのギャラリーの人数とキャラクターは
そういうシーンを台無しにしてしまった気がする。

という事で　今回の作品は１００点満点中　２０点