フランスで２人目の日本人調教師が誕生、９月開業へ
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フランスから嬉しいニュースが飛び込んできました。海外で活躍する調教師は何人かいますが、フランスという競馬大国で調教師になる事は並大抵のことじゃありません。
日本馬が海外で走る際の拠点にもなりますし、日本人ジョッキーの武者修行をお願いする事もあるでしょう。ぜひ、頑張ってもらいたいところです。
さて、嬉しいニュースの後は悲しいニュースがあります。JRAは、再来年の夏から降級制度を廃止すると正式に発表しました。
JRAは、降級制度の問題点として、�．�ラス内の実力不均衡、��高条件馬が大幅に減少し高条件戦を多く編成できない、��ルールが複雑でファンにとって分かりづらいの３点を挙げていますが、言い分がイマイチ説得力がありません。
そもそも、クラス内の実力不均衡を是正し、クラスの異動を円滑にする事が降級制度の目的ではないのでしょうか。制度を廃止した場合、実力不足の高条件馬がたくさん生まれる事になりますが？
また、高条件戦が編成できないのは、少頭数を恐れて編成しないだけですし、ルールが複雑って４歳の夏に賞金が半額になるだけですよね？どこが複雑？これが難しいなら、収得賞金というクラス分けにしか使わないものは廃止した方が良いのでは？
個人的には、現行のクラス分けをいじった方が目的に近くなると思いますよ。
まず、減額する賞金は2歳と3歳戦で獲得した賞金のみで、それ以外の賞金はそのままにします。そもそも、世代毎に実力差はあって当然で、アホみたいに強い世代もいれば、情けない世代もいます。強い世代であれば古馬と走っても勝って賞金稼げますし、弱い世代であれば稼げません。
つまり、年代別のレースでは実力を証明できないという事であり、古馬と戦って得た賞金が半減される事はあってはならないという事です。
例えば、強い世代でなかなか結果が出なかった900万の賞金を持つ3歳馬が、古馬のG3に挑戦して勝ったとても、その後に賞金を加算できなければ降級して準オープンとなります。
一方、3歳のG2を勝った弱い世代の3歳馬は、賞金3600万を持っていますが、古馬のG3では勝てません。しかし、降級してもオープン馬のままです。
片や古馬重賞を勝てる準オープン馬、片や古馬重賞を勝てないオープン馬。こうした実力不均衡を避ける為に、古馬とのレースで得た賞金は半額にしてはいけません。
なお、この場合は、2歳重賞で賞金を稼いだ実力不足の馬は降級して出直す事ができます。
また、実力不均衡を改善したいのであれば、同条件で二桁着順を繰り返す馬を降級させるべきです。毎年夏に前年の成績から降級させれば実力不均衡はあり得ません。
最後に、降級できない実力不足の馬で高条件戦を行っても、JRAが言うハイレベルな競走は提供できませんよ。理由は前述の通り、実力不均衡になるからです。
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