今週の一番のニュースは、Adobe社がFlashの終了期日を発表したことだろう。
ご存知のない方もいるので、軽く説明すると、ホームページの技術の中でFlashというものは、かなり長い間使われてきた。
音楽再生、映像再生、ブラウザゲームなど、ホームページの繁栄にかなり貢献してきた。
ただ、つねにセキュリティ問題もつきまとい、改善のくりかえしだったこともある。
ここ数年で、googleやweb界隈が主導になって、Flashに依存しないホームページ技術の利用にシフトしてきた。
この流れにAdobeも乗って、徐々にFlashを使わない仕組みをAdobe自体も提供をし始めてきた。
そして、今回AdobeからFlashの終了期日の発表になり、WEB業界は大騒ぎになったわけです。
利用している一般の人からしたら、なにがFlashで、どこがFlashで、そもそもFlashってこと自体を知らないでホームページを見ていた人の方が多いと思う。
そのFlashが使えなくなるということで、現在Flashをベースにサービスを展開している会社は、代替システムに移行する必要がある。
動画で行けば、すでにyoutubeは脱Flashにより動画再生を始めている。
ニコニコ動画も、すべてではないものの脱Flashの動画配信を始めるようだ。
radikoの再生部分は、いまだにFlashなので今後の改修が必要になるだろう。
ブラウザゲームで人気のDMMも、Flashベースのゲームが多いので、ここも何かしらの変更がでてくるだろう。
radikoやDMMのみならず、今後変更が必要なサービスがあるので、各自利用している場合は、変更を確認しておく必要がある。
AdobeのFlashの終了は、2020年末をめどに終了を予定しているようなので、今日の明日のすぐに終わるわけではないが、今後のWEB界隈の動向はチェックしておく必要はありそうだ。
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