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2017年07月27日07:28

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余談

昨日の「C夫人像」の長谷川智恵子さんの続きです。

長谷川智恵子さんは若き日より、その美貌を描きたい画家が多かったようです。でもひっきりなしにモデルを引き受ける訳にもいかず、いわゆる巨匠と呼ばれる方の求めに応じて結局29人の画家のモデルになりました。 

その画家の、すごい事すごい事!
梅原龍三郎、福井良之助、舟越保武、小磯良平、鴨居玲、織田廣喜、
外国人ではアンディ・ウォーホル、ジャコモ・マンズー、アンドレ・ブラジリエ etc.

そこで余談ですが、日展の理事を務めた織田廣喜先生は私も懇意にさせて頂きました。
……とある日、織田先生の展覧会で、先生の興が乗って!スケッチしてみようかな、誰かモデルになってくれる人は?と。
そこで憶面もなく手を上げたのが不肖、私の実の姉です(^_^;)

織田先生はサラサラ〜っと、サインペンを走らせて、ほんの10分程で描き上げました。
その織田先生も2012年に亡くなりました。
………で、画商のエグい所は、そんな巨匠のサービスの似顔絵にも、がっちり値段をつける所(゜Д゜;)

姉のスケッチを額装してもらって、付けられた値段は15万円あせあせ(飛び散る汗)
もっとエグい事を言えば、織田先生も亡くなったので価値が上がった事。

今この絵を「お宝鑑定団」に出せば、20万くらいの値段が付くはずです。

私の姉、可愛いでしょ?(笑)
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