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2017年07月26日21:43

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アンディ・ウォーホル作「C夫人像」

先ほどのTV、日テレ「眠れる森の美術館」で紹介されたアンディ・ウォーホル作「C夫人像」
モデルは日動画廊、長谷川徳七社長の奥様の長谷川智恵子さん(73歳)
私が彼女にお会いしたのは24年前の事でした。私が22歳で、長谷川智恵子さんは当時49歳。アンディ・ウォーホルが描いた当時の美貌を保ったままの美魔女でした。

銀座の泰明小学校の隣に有った日本洋画商協会のビル。協会に所属する画廊同士で「交換会」と呼ばれるオークションを開催します。
長谷川智恵子さんは協会の理事でした。私もオークションのお手伝いで出入りしていたので何度か挨拶しました。
その年、目黒区の庭園美術館で開催された版画の巨匠、長谷川潔の展覧会場で偶然、長谷川智恵子さんにお会いしました(長谷川潔と長谷川智恵子は無関係)
ここでも「どうも」と一言、挨拶した程度でしたが、協会に出入りしている丁稚の子と、私の顔を覚えてくれていたのが嬉しかったです。

TVでも紹介されていましたが、アンディ・ウォーホルが長谷川智恵子さんを描いた「C夫人像」は元々3枚ありました。
でも1枚500万円、3枚で1500万円と提示された長谷川さんは1枚だけ購入して2枚は返却しました。
それが、どう言う経緯か分かりませんが………残り2枚は八王子の東京富士美術館が購入したそうです。

先月、日動画廊内で3枚揃った状態で「C夫人像」を展示して話題になりました。
私は逆に、東京富士美術館に所蔵されているウォーホルの「C夫人像」として知っていたので、そのモデルが長谷川智恵子さんだった事を知ってビックリ!
(ああ、C夫人のCは、長谷川CHIEKOのCだったのか!)

昨日、上野で開催中のボストン美術館展へ行って、アンディ・ウォーホルの「ジャッキー像」(ジャクリーヌ夫人)の連作を鑑賞しました。
アンディ・ウォーホルは、やっぱり面白いですね。

※写真の3枚目、長谷川徳七社長の後ろに映る絵は児島善三郎作の「薔薇」3500万円位かな。

以上でございます。
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