小学1年生の掛け算の計算方法が斬新だと話題に
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17
6=
16
4=
まず、知らない記号の意味を理解することは、どんな天才にも不可能なこと。
や。まぁ、本当の天才なら、何とかするのかもしれないが、まぁ無理。
だから、最初に掛け算の概念は説明したと思う。
「17
6」というのは「17」を「6」回 足すという意味だよ。
すると、パズル的に、17+17+17+17+17+17だから、(17+17)+(17+17)+(17+17)な訳で、34+34+34とするのも分かる。
そののちの、16
4は、17
4の応用で対応したくなる気持ちも分からないでもない。
足し算の理を正しく認識していれば思いつくか。
17+17+17+17の答えは分かっているわけで。
16+16+16+16なら、足した数だけ1を引けばよい。
だから4を引いたというよりは、1を4回足した数を引いたと解釈すべきだとは思う。
掛け算を知らない前提の子供が、掛け算で引くべき数を求めるのは矛盾するから。
掛け算九九ってのは、ものすごく原始的で稚拙な計算方法であると思う。
あれに理屈はないじゃない。
反射的に言えるまで、何も考えずに丸暗記。
理屈は理屈で教えはするけれど、九九そのものの暗唱はただの丸暗記。
こんな稚拙な計算はないと思う。
この計算は、稚拙なチートを使わず実力で説いた本当の計算だといえる気がする。
わたしが小学校2年生の担任の先生は新任の先生だった。
同じ数を沢山足すのは大変でしょ?と問いかける。
塾で掛け算のことを教わっている児童は、先生が何を言わんとしているかわかるのでうなずくわけだが、塾に行っていない純粋な児童たちは意味が分からない。
6+6+6+6+6+6+6+6とか、計算するの大変でしょ?
と言われても、計算しなくちゃ答えが出ないんだから、計算するしかないじゃん・・・と思うわけだ。
頭に?を浮かべて理解しない児童に、先生は怒鳴る。
じゃあ、6+6+6+6+6+6+・・・と、100回出てきたら、6を100回足すのか!と。
足し算しか知らないから、児童たちは平然と答えるわけだ。
「足します」と。
九九を知らない児童は、当然のように足し算を計算するわけだ。
6を100回足せと言われれば、コツコツ100回足すさ。
そこへ、6を2回足したものを50回足せば同じじゃね?
6を2回足したものを二つくっつけたものを50の半分個集めれば同じじゃね?
とか発想する子供も出てくるぐらいで。
掛け算を知らない児童が、掛け算の考え方を教わったうえで、足し算で解くのは、無い話じゃないとは思う。
まぁそれにしても、発想の豊かな子ではあると思うけれど。
ただ、本当にこのやり取りがあったのかなというと、どうなんでしょうね。
出題者の意図としては、だんだん難しくしていくと思うんだ。
この二問を出題するなら、普通なら逆の順番に出題すると思う。
16
4=
17
6=
それでも応用で、簡単な計算方法で導けるとは思うけれど、インパクトは薄いかもしれない。
前の出題の過程を活かして、次の問題を引き算で解いたというパズルを活かすための、仮想問答な気がしなくもない。
掛け算は稚拙な足し算というのが、文系男子のわたしの主張。
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