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音楽の友社の「Stero誌」の7月号はスピーカー関連の付録が付くのが恒例です。今年は本誌には付録は付かず、別冊として3誌(ONTOMO MOOK)が発行されました。パイオニア製の6cmスピーカーユニットとQWT方式のエンクロージャー、そしてフォクテクス製の8cmのスピーカーユニットです。最後の8cmスピーカーユニットを買いました。
http://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu/k354.html
昨年の付録はフォクテクス製の8cmユニットの「M800」でした。この改良版で「OMF800P」というユニットです。違いはスピーカーの中心で尖がっているフェイズプラグです。「M800」はセンターキャップが付いていました。フォクテクスの設計者によるとフェイズプラグによってキャップとコーンに干渉を抑えることができ、周波数特性で12〜15KHzにあったピークとギャップをなくせたという事です。
フェーズプラグはB&Wが良く使っているので見たことのある人は多いと思います。フェーズプラグで気になるのはボイスコイルとの間の隙間があることです。ここから空気漏れ(音漏れ)があるこtです。この小出力にユニットでは問題にはならないとは思います。またセンターキャップはそこをふさいでいますし、そこから音も高音域での音色にも関係します。
昨年買った「M800」用のダブルバスレフのエンクロジャーに交換して付けました。写真は片側だけ変えた状態です。見た目はフェイズプラグの方がカッコ良く見えます。さて、音出ししました。綺麗な音だなと思いました。癖のない音です。低音はこっちの方が出ます。キャップが無くなって振動板の重量が減ったのと磁石が大きくなった(磁力が強くなった)効果と思います。
しかつまらない音になったように感じます。特性的(f特、位相、3rd歪)には「OMF800P」がかな良くなっているのですが、「M800」のようなキラメキ感が無くなりました。聴感的な定位感も「M800」が良いです。「M800」に戻そうかなと思ってます。「OMF800P」は昨年キットで作ったバックロードホーンに付けようと思います。こっちの方が合うのではと思ってます。
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※夕食は、キリンシティのモアーズ横浜店です。まずはブラウマイスターのメガサイズです。安心できる美味しさです。クラフトビールも好きですけど、スペシャル醸造的なのはスパイシーだったり、苦かったりと変わったのが多いです。普通のが良いです。枝豆と漬けラムのローストを食べました。これも定番です。ご馳走様でした。
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以上
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