■クルマやファッションでわかりやすくカネ持ちアピールする男が人気だった【80年代モテ男論】
(日刊SPA! - 07月21日 16:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=4679359
「東京都の地価で、アメリカ全土が買える」と言われたあの時代。
アメリカの大都市のランドマークタワービルを、
日本の不動産会社が次々と買うと同時に、顰蹙も買っていた。
「トヨタ方式」をアメリカに移植して「米労働者を救ってやった」と
自画自賛していた自動車会社経営者たちや、
苦境のロシア経済に、日本の経営方法を教えてやろうと言い出すアホ。
エズラ・ヴォーゲルの「ジャパンアズNo.1」を額面通りに信じ込み、
有頂天になって、「これからは日本の時代」と浮かれる経済評論家。
国内では、東大阪のチンケな工場経営者がテレビにまで出て来て、
土地・株投機で、本業の数百倍の利益を上げたなどと得意満面。
東京ではジュリアナ東京の絶頂期、お立ち台で踊るのが女子の理想、
一晩にクラブで何十万も散財するのがステータスの見られた時代。
どう見ても異常だったし、こんな状態が長続きする筈もないのに、
誰もがイケイケムードで、吐き気を催すほど醜悪な時代だったね。
こちとらは、民間のあれよあれよという給与の増加に
とても追いつけない公務員。
そしてバブル崩壊、稼いだ富は、瞬時にバブルと消え、
銀行の貸し出しはたちまち不良債権に化け、
あぶく銭に狂乱していた連中は、一溜りもなく地獄へと真っ逆さま。
ざまぁ見ろって思ったね。
ところが、給料が激減した民間の連中は、あろうことか、
「公務員は不当に高級を貪っている」と噛み付いてきたんだよ。
テメェたちがウハウハ言っていた時代、こちとらは安月給に喘いでいたんだぜ。
こんな茫然自失するほどの身勝手を、マスコミが例によって拡大再生産。
欲ボケ人間の醜さが剥き出しになっていたあんな時代など、
二度と見たくないって思うよ。
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