「テレワーク」という言葉とイメージが先行していて具体的な議論をしておらず、働き方改革につながるかは疑問です。
当社ではクラウド型企業情報システムを導入しており、テレワークが可能です。
業務用モバイルPCから会社のサーバにアクセス出来ますので資料の共有は問題ありませんし、、勤務時間管理も出来ます。
導入に関わった者として10日間ほど在宅勤務をしましたが、上司から会社の制度上、在宅勤務に時間外勤務はないと言われ、アホか!と思いました。
時間外勤務は在宅勤務だから発生するしないではなく、緊急案件があれば時間外でも対応しなければなりません。
当社のモバイルPCは社内ネットワークにアクセスしたとたん勤務管理の対象になりますので、定時を過ぎればシステムが自動的に時間外勤務として登録します。
クラウド型企業情報システムから見れば、オフィス内であろうが在宅勤務であろうが、勤務時間の管理に区別はありません。
それでも在宅勤務に時間外勤務はないとすると、社内ネットワークにアクセスしないで勤務時間のログを残さないようにするでしょうから、サービス残業をすることになってしまいます。
時間外をするなと言われた数日後の週末に父が亡くなり実家にいたら、上司から「システムトラブルが解決できないので助けて欲しい」と私に電話があったので、「週休勤務でしかも時間外勤務になりますよ」と言ったら「緊急事態なので構わない」ですって。
結局、私は父が亡くなり弔問客が来る中、業務用モバイルPCを起動して在宅勤務をしました。
これでは、「働き方改革」ではなく「働き方改悪」ですし、「ワークライフバランス」ではなく「ワークライフアンバランス」です。
■テレワーク・デイを7月24日に実施。働き方改革につながるか?
(JIJICO - 07月17日 09:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=180&from=diary&id=4671830
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