ここ最近、暑い日が続いたと思いましたら引く程に雨が降ったりして
世間様のお坊ちゃん方やお嬢ちゃん方におかれましては、もう少しで
麦わら帽子や田んぼの蛙はもう消えても絵日記つけて花火を買って
湘南で見た葦簀の君との出会いに夢とちゃうのかいで焦げた素肌を
チョイト泳ぎ突かれ胸にクールベイベーに指折り数えたであー夏休みでございます。
場所によりますが、だいたいは今週末の21日からヨーイドンな所が多い様です。
我々の現役時分は海の日の前日からヨーイドン的にはじまっていたと思います。
今回はそんな海の日の17日とその前前前日の14日のお話です。
●映画「パワーレンジャー」公開前夜祭上映前トークイベント
まずは7月14日花の金曜日のお話。
映画「パワーレンジャー」公開前夜祭上映前トークイベントに行ってきました。
「パワーレンジャー」は日本のスーパー戦隊シリーズ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」を
アメリカ向けに作りなおして放送した所、アメリカンキッズ達に大ウケ。
以後、本家の戦隊を追いかけながら、現在に至るまでなんかいい感じだそうです。
そんな「パワーレンジャー」の第一作「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」を
新しく作りなおしたのが今回の映画「パワーレンジャー」でございます。
僕らは元の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」はもちろん見てましたが、
「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」も見てました。朝早かったので録画してました。
公開前夜祭上映前トークイベントという事で文字通り映画の公開前夜に
いちはやく映画が見れちゃうという、ちょっとしたプレミアムさに加え、
長年「パワーレンジャー」に関わられてきた監督の坂本浩一さん、
15年以上前から主題歌の「GO GO POWERRANGERS」をカバーされている遠藤正明さん、
戦隊大好きでスキップがアレなフリーアナウンサーで歌のお姉さんの宮島咲良さん、
さらに作品に登場するレッドレンジャーがご登場されるトークショーが開催。
映画に+αなサムシングが設けられるイベント上映に行った事が無かったので
どうせ後々に見に行くならイベント上映に行ってみよう。
更に国内で遠藤さんの「GO GO POWERRANGERS」が聞ける貴重な機会。
過去にはスーパーヒーロー魂やソロライブで聞く機会があったのですが、
最近はスーパーヒーロー魂はおろかスーパー戦隊"魂"にも出やしないし、
ソロライブはほぼレコ発で歌いやしないので、これは行かいでかと行ってきました。
・上映前にアニメイトで漫画を買い影山さんが載ってるアニカンを貰って店を出た所
声優さんでYOUのジェーニャさんご一家が街を歩いていらしてビックリする。
・映画館入ってすぐに目の前を坂本監督が通られてビックリする。
・リハーサルの音がガンガン聞こえてくる。
・上映シアターの前で待っていると坂本監督がまた通られてビックリする。
・特製うちわと&超ドデカポストカードをいただく。
・名乗るぼっち戦隊ミヤジマン咲良さん。ご登場からだいぶウキウキされいるご様子。
・おもちゃやめぐり坂本監督。ポーズのキレが凄い。
・製作費120億円という事で「僕も120億欲しい」と坂本監督。
1/10でもすげえ戦隊やライダーやウルトラマンを撮って頂けそう。
・遠藤さんとレッドレンジャーは曲と共に客席中頃からサプライズ的にご登場。
レッドレンジャーは我々の真後ろに登場したので一瞬何の事やらでしたが、
日本で初めてレッドレンジャーの臀部を凝視した一般人だと思うと光栄でした。
・ともあれ「GO GO POWERRANGERS」聞けて嬉し。遠藤さんの歌ゴリラ先輩ヴォイスで
スピーカーが割れるほどの凄い迫力。またSHSやSSSで歌ってほしく。
・近くで見たレッドレンジャーはかっこいい。マウスみたいなシュッとしたマスク。
エアギターにアジテートに思った以上にノリノリ。
・そんなレッドレンジャーにコメントを求めまくるノリノリの咲良さん。
・本来報道関係のみ写真撮影OKでしたが、「SNSで拡散しなはれ」と観客も撮影OKに。
・坂本監督、遠藤さんを見送り挨拶の途中でマイクの音声が切れてしまった咲良さん。
生声でぼっち戦隊ミヤジマンの名乗りで締められるのもゴイスゴイスー。
・で。ゲストの方々によるコーナー終了後、ライブでよくお姿をお見かけする
遠藤さんファンの方々数人が映画をご覧にならずにさっさとご退場。
それぞれご事情もおありかと思いますが、なんとも複雑。アイヤイヤーイ。
・以前も一部の遠藤さんファンがストーキングをやらかして遠藤会番頭のbambooさんが
「惚れた男に恥かかせんな」と注意されたのですが、なかなかどうしてアイヤイヤーイ。
・さておき肝心の映画。封切り間もないので内容に触れずに書かせて頂きますと、
日本の「戦隊」のアメリカ版ではく、初代「パワーレンジャー」のリブートというのがミソ。
・そんな中でも採石場でのアクション等、日本の戦隊へのリスペクトがそここに。
・今回字幕版で見たのですが、字幕の訳し方がなかなかにクセが強い。
・ピンクレンジャー/キンバリー役のナオミ・スコットさんが日本語吹替版で
同役を担当されている広瀬アリスさんに似てる。困り顔とか特に。
・全体的にさすが天下のハリウッド。変身前に重点を置いてて
アクションが思ってたよりも少なめながら、直球ストレートな迫力でなかなかの見応え。
●声優:若本規夫トークショー
開けて寝て明けた7月17日月曜日の海の日祝日のお話。
アリオ橋本で開催された「声優:若本規夫トークショー」に弟単品で行ってきました。
日本全国で運営するショッピングセンターアリオグループは積極的にヒーローショーや
アニメ関係のフリーイベントを開催してくださって有難い限りでございますが、
今回はなんとベテラン声優の、あの若本規夫さんによるトークショー。
若本さんに関しましては、多分この日記をご覧の方で声をご存知ない方はいらっしゃらないと
思いますので割愛します。個人的には「ジャイアントロボ」の神行太保・戴宗さんが好きです。
ピィカレスクぅあふれる役柄ぃやぁ、クールなキレモノォ、はぁたまたコメディリルィーフゥ、
もぉしくはぁ、独特の節まわーしーや言葉えらぁびのナルェエエシヨンで魅せる若本ぅさんの
ぅトークとはぁ、海ぉの日になぁかなかに濃いいイベントを開催するぇアリオに脱帽ぅですぅ。
んでぇもでぇもでぇぇえも、トーォクイベントぅは来た人んのお楽しみ要素が強いので
そぉのへんも色々と割愛してぇ、ちょいちょいちょぉいとだぁけ書かせてもらいマッチョッ。
・イベントの30分前に館内放送で若本さん自らあの節回しでサプライズ的にイベント告知。
・開演前に「カサブタ」「SILENT SURVIVOR」「COLORS」「TOUGH BOY」
「DAN DAN 心魅かれてく」や、テンポが妙に遅い「DragonSoul」等の
若本さんにご縁のある楽曲がBGMで流れるおもてなし。
・中でも「ベリーメロン〜私の心をつかんだ良いメロン〜」が流れるとやはりざわつく観客達。
・すげえ歓声の中、ご登場の若本さん。初めて生で拝見。すらっとしていてかっこいい。
・若本さんの「声優の前は"ある組織"に属していました」というぼかし方がむしろ怖い。
・吹替畑だったのでアニメは大変。
・当時のギャランティー事情を赤裸々告白。
・オカマ役が多かった時期。
・ご自身にとって転機となったのはOVA「トップをねらえ!」オオタ・コウイチロウ、
「DRAGON BALL」人造人間セル、OVA「銀河英雄伝説」オスカー・フォン・ロイエンタール、
吹替では「特捜班CI-5」ウィリアム・ボーディだそうです。
・ゴキブリでも皇帝陛下でも何でもやる。
・「渋い二枚目、コミカルなキャラなど様々な役柄を演じられていますが、演じやすいのは?」
「(喰い気味に) そりぃゃあぁ二枚目ですよぉ!」
・二枚目を演りたいんだけど二枚目の仕事が来ない。
・ロイエンタールへの思い。新作は誰がやるのか気になる。
・アナゴさんは最初好きではなかった。
・今は演じ方を変え、風を縫う様に。そしてフグタ君を包み込む様に。
・ナレーションの話。声優畑の若本さんはどんどん個性を出していく。
・今は個性の時代。とにかく自分を出していく。
・声優養成所は一年行けばいい。後の一年は自分で鍛錬を。
・昨今のアイドル声優について。
・一に努力、二に努力、三に努力。死にもの狂い。
・ラストにサプライズで若本さんからお歌のプレゼント。
とはいえまさかU2の「With or Without You」を歌われるとは思いませなんだ。
・「歌手ではないのであくまで声優として歌います」と話されていたものの
独特の落ち着いた濁声からがらりとファルセットに変わるのが甘くて素敵。
・のべ一時間という時間ながら、べしゃりべしゃるときべしゃーりまくって
さながら「規夫若本の興味深い話」づくしでございました。
初めて拝見した若本さんはとてもスマートで格好良く、聞き慣れたあのお声で
時にクールに、時にチャーミングに、時にとても熱を込めて話されるお姿は
とてもダンディで強力で素敵でございました。
そんな感じの14日と17日のお話でございました。
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