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2017年07月18日10:39

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富山立山どんなとこ

三十代の頃、焼き鳥屋で知り合った松本さんは山とスキーとお酒好きでとっても穏やかな富山県人。その後出会う富山県人は皆さん良い人ばかり。なんでだろうと長い間思っていた。
さてこの13日、しろ馬号で幾つかの峠を越えながら群馬〜長野〜岐阜と順調に走った。
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(安房峠で休憩したら、青春の焼岳が目に飛び込んだ)

目的は立山登山だが、この際富山県人の深部を探ろうと秘かに思って富山県に入ったとたん雨。
細入の道の駅に入ると雷様のお出迎え。トイレにも行けないドシャ降り。私は晴れ男で富山大好きなのに、この出迎えはないっしょ〜!

小雨になったのでまず、雄山神社の里宮と中宮へ向かった。

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富山のもう一つの疑惑、富山平野から立山連峰の眺めは、立山よりも剱岳の方が目立つはずなのに、なぜ立山信仰なの?を解明したいからである。

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鳥居をくぐると手水鉢が目に入った。
神様に出会う前に手を洗い口を清める儀式のあれである。そうか、さっきの神鳴り様と雨は、私を歓迎する富山流の儀式であったか。へ〜これが富山かぁ、幸先いいぞ〜ってなもんである。

さて中宮だが、芦峅寺、ん、なんて読むんだ?アシクラジ。神社なのにお寺?
きっとあれだな、江戸時代までは神仏習合といって日本の地の神様とインドから来た仏様は仲が良かったのに、明治に入ったとたん、戦争大好きの国家神道政府が神仏分離令を出してお寺の建物や経典仏像をぶっ壊した忌まわしい大事件に巻き込まれたな、と思ったら、ほぼその通りって看板に書いてあったよ。

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なんだかなぁ。そういえば立山を開山した佐伯君はやんちゃな少年だったが、改心して頑張って出家して僧になったんだから元々お寺じゃん。
富山入りして雷様の先制パンチを食らったと思ったら、今度も意味深いぞ。やっぱこれが富山かぁ、なんて思いながら今夜の宿、といっても、しろ馬号ホテル、つまり車中泊だけど、立山駅前に大小幾つもある駐車場に停めたら、斜め前の車から手を振りながらすっ飛んできたお二人さんは、私を立山山行に誘ってくれたコマクサさん夫婦じゃございませんか。幸先いいね〜ってんで乾杯! 

さて翌朝、白いプリウスに乗ってやってきたおばちゃ、いや、お姉さまはマイミクのチャコ姉さん。キャ〜!なんて奇声を張り上げて走ってきたよ。夕べのお二人さんと同じじゃん!
実は姉さん、いや妹、なんて呼べばいいんだ?チャコって犬だっていうし、本名の愛称のショコちゃんと呼びましょうかね。
さてこれで全員集合。出会い系サイト、ミクシィで出会ったこの四人、これから二日間、どんな道中になることやら。

                                  つづく


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