mixiユーザー(id:24232)

2017年07月18日02:26

124 view

SSHDはこのまま衰退するのか

 SSDが低価格化してHDDに近くなってしまえばSSHDなんて存在意義を失う。ただしまだ当分はSSDの価格がHDD並になる事はないだろうし、4TBや8TBのSSDもすぐには手の届く値段で出ては来ないだろう。
 それでも、市場は結局HDDとSSDに二極分化してSSHDはどんどん目立たなくなってきている感じだ。
 USB3対応のUSBフラッシュメモリやUHS-II対応のSDXCも登場してきた今、そろそろSSHDにも新しい風が入ってきてもいい頃じゃなかろうか。
 例えば、USB接続のHDDケースのコントローラ基板にUHS-II対応SDXCソケットがついていて、後付けでSSHDになるとか、SATAインターフェイスに介在させてSSHDになるアダプタとか。学習機能に関してはHDDのコントローラ直結ではないので現在のSSHD程インテリジェントではないかも知れないが、今やSDXCなら64GBとか、それこそ256GBとか、ちょっとしたSSD並の容量だって選べる。少々インテリジェント性能では劣ってもキャッシュヒットミスは極端に増えないんじゃないだろうか。8GBとかの小さいSSDだからキャッシュするデータを精査しなきゃならないのだろうし。

 世の中にはSSDそのものをキャッシュに設定できるマザーもあるらしい。高価な対応マザーを買わずとも後付けのアダプタで可能になるなら「結果論的SSHD」にはまだ少しは未来があるように思う。

 SSHDの利点は高速化だけではなく、省電力化と長寿命化という主張もある。キャッシュで事足りてHDDのアクセスを減らせれば寿命ダメージが抑えられるし、消費電力も削減できるという。海門はHDD側の回転数を5.400rpmに落として7,200rpmのHDDより高性能という宣伝もした。
 でも、ぶっちゃけそこまで目覚ましい効果がないから廃れてきてるんだよねー。学習型じゃベンチマークにも出難いし。実際使ってみても8GBのSSDキャッシュの有無が比較できないから効いているのかもよく判らない。ならいっそキャッシュメモリ着脱式にすれば効果も確認できるし、興味も引き易いと思うんだがなー。どこか出してくれないかな、適価(ここ最も重要!)で。
0 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年07月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る