【蟹座のシーズン】自分を許すための母性を目覚めさせる 　加藤由迦さん

蟹座のシーズンもラスト１０日を切り、

私たちは「魂のホーム」というものについて、

どんどん深い考察を行う段階にきています。



これまでの記事でも、蟹座の持つホームとアウェイという性質や

水のエレメントの特徴である感情的なことについて、

この時期の過ごし方をアップしてきました。





関連記事：

【ふたご座から蟹座へ】魂の求めていた居場所を見つける



【蟹座の新月】美しき心に戻るための感情の浄化

【蟹座のシーズン】ホームとアウェイを分析する／精神と現実編





これらの蟹座の性質が、

この時期に成熟し、次なる獅子座のシーズンへ進んでいきます。



つまりこの時期は、

蟹座のテーマの仕上げのシーズンでもあります。





今回の夏至以降、

強烈なデトックスが起きている人が多いのではないでしょうか？







人生観が一変してしまい、

これまでの生き方を続けることに

意味を感じられなくなった方も多いのではないかと思います。





本当に大事にすべきものは何か、

心の底から満たされる生き方のフィールドはどういったものか、

そういった自分自身への問いかけをしているのではないでしょうか。





自分の心に徹底的に正直に生きるしか無理なのだと、

心底感じるような出来事を体験したり、



これまで自分を誤魔化し無理していたことが露呈し、

人生の大幅な見直しが起こる人も多いのではないかと思います。









これまでどう生きてきたのか、

それが本当に自分が求めていた生き方だったのか？



そこに目を向けていきます。



もちろん過去の自分の生き方が、

本当に求めている生き方だったとしてもそれを責める必要はありません。



その時の精一杯の判断で、受け入れた経験ですから、

その当時の自分を否定しないようにしてください。





しかし、今回の蟹座のシーズンは、

自分の行ってきた無理が露呈し、

自分にとって何が重要なことなのかを見直すきっかけが起こります。






私はいつも限界突破や、不可能を可能にするために、

たくさんのメッセージを発信しています。



しかしこれらの指す意味は、

がむしゃらな無理や努力をではありません。





不可能を可能にするということは、

出来ないことを無理をしてでも出来るようになることではありません。





限界をこえるということもまた、

出来ないことを無理をして出来るようになることではありません。





不可能を可能にし、

限界を軽々超えることのできるような

「魂から望む生き方」に出会うためには、



まずは、今の自分の限界を知り、不可能を知ることが重要です。







それは妥協ではありません。



本当にやりたいこと、

生きたい生き方に立ち返る行為そのものだと言えます。







自分の喜びに反することを、

無理をしてでも努力や忍耐で突き進み、

戦うように生きることほど、

人生への妥協です。






蟹座の最後のシーズン。



蟹座の母性のパワーは、

私達に語りかけます。



あなたの内側にある、優しく深い愛のある母性が、

あなた自身に語りかけます。






「もう、無理をして戦うのをやめて、

安心出来る場所に帰って来なさい。



その戦いに打ち勝ったところで、

あなたは幸せを感じることができない。



一時的な陶酔と興奮と共に、

すぐに襲ってくる勝利を奪われることへの恐怖と、

何のために戦っていたのかという

目的を見失っていることに愕然とするだろう。





本当の勝利は、

戦う生き方を手放すことです。



自分の限界を知り、

自分の望んでいない生き方をやめることです。



もしかすると、社会はその姿を見て、

あなたが負けたと指を指し笑うかもしれません。



笑わせておきなさい。

彼らは既に自分の恐怖に負けている。



負けていることを認める怖さを埋めるように、

見せかけの勝利を追い求め続けるのです。







無理をし続けていた、

あなた自身も既に負けています。



勝利の仮面を付けて、

現在地を見失う生き方を続ける限り、

他者からの評価に一生呪われることになる。





自分の限界を知り、不可能なことを認めたあなたは、

他者からの評価に異存しない真の強さを持つことができます。



さあ、一人の道を歩んでください。

誰にも認めてもらう必要はありません。





あなたが最も望む生き方に向かうために、

全ての不可能と限界を認め、

結果を持続させるという逃避の人生を終わらせなさい。





妥協とは、誰かの求める価値評価に

合わせて生きる生き方そのもの。





人生に妥協しないということは、

自分の感覚に正直に生きること。



不可能であり、限界であり、

望まない生き方に気づくこと。





それができて初めて人は

不可能を可能にし、

限界を軽々と超えていくことの出来る

本当の喜びにたどり着くことができます。





やりたくないことは誤魔化さず、

我慢せず手放すこと。





そして、それを手放しても生きていけるように、

やるべきことを本気でやること。



この時こそ限界や不可能に立ち向かう時。





幸せになるために、

自分のことを全て受容していく必要がある。



弱さも、限界も、不可能も。



それがあるから、望んだ生き方に気づいていける。





戦わず、こころの住処で休んでください。



こころの休息の中に、

本当の勝利へ繋がる道が隠れています。



魂が求める安らぎを、

今こそ受け入れる時です。



力を抜いて。

委ねて。



安らぎの中から、

自然と情熱が湧き上がるまで、

無理せずひたすらに心を休めるのです。





こころの底から、安心と充足を。

力を抜いて求めてください。」





内なる母性の言葉





残り数日の蟹座のシーズン。



私たちはこれまでの人生の疲れを癒し、

休息と心の栄養を自らに与えることができます。





私たちが本当に望んでいた生き方に、

立ち止まり、戻るために。



これまで無理を強いることで築き上げた、

勝利の仮面を手放し、

責任という名の鎧を脱ぎ捨ててください。



自分を充分に癒し満たすことで、

戦わない人生という勝利を

手にすることができる時期なのだと思います。





加藤由迦



http://ameblo.jp/kolob/entry-12292391019.html